穂乃花の口から、教えて欲しいと言う言葉をよく導きだしたと思う。でも……男性に対して不潔だと言う思いはまだ心の中に残っているだろう。
事を急ぐと台無しになってしまうかもしれない。
僕は穂乃花の手を指を絡ませるように握ると、ビクッと震える。
「気持ちよくなりたいと言う気持ちが強ければ、男性に対して不潔だと言う気持ちを克服出来るかもしれないね。でも……自分の一番恥ずかしい場所をさらけ出しなおかつ触れられるんだよ。穂乃花ちゃん耐えられる?それにいつ…どこで教えるかも問題だね。」
穂乃花は指を絡ませられ真っ赤な顔で僕を見つめる。
「一番恥ずかしい場所……。触れられる。いつ……どこで?」
僕の言った言葉を繰り返す穂乃花。
見つめられるとドキドキしてしまう。
「そう……自分の恥ずかしい裸を僕に見せたり触られたりするんだよ。いっぱいいっぱい恥ずかしい事するのに、時間も場所も必要でしょ?」
穂乃花は下を向き黙り込んでしまう。
「穂乃花ちゃんはセックスって知ってる?」
下を向いたままコクンとうなずく穂乃花。
やはり6年生……ひなや穂乃花とは違う。羞恥心も人一倍強そうだ。
穂乃花を見ていると、恥ずかしい事をいっぱい経験させたくなってくる。
「赤ちゃんが出来る事、保健体育で習ったし……クラスの男子とかエッチな事言ってくるから。」
その程度の知識か……これは教えがいがある。
「セックスって凄い気持ちいいんだよ。だって気持ちよくないと誰も赤ちゃん作らなくなっちゃうしね。」
穂乃花は顔をあげ心配そうな顔で、
「凄い気持ちいいの?セックスって好きな人とするもんでしょ?それに赤ちゃん出来たら穂乃花困る……」
僕は穂乃花を見つめ、
「穂乃花は僕の事好きなんでしょ?見てたらわかるよ。好きだから僕に会いに来た、違う?」
穂乃花は戸惑いながら、
「ううっ…男の人にそんな風に言われたの初めて。穂乃花から告白したことないし……」
僕はうんうんと頷き、
「いつもみんなから可愛いとか綺麗とか言われてるから、自分から好きになるのは初めて?」
恥ずかしいそうにうなずく穂乃花。おっ…かまかけたがやっぱり好きなんだ。
「好きだったら好きと言わないとね。」
上から目線で穂乃花に言うと小さな声で、
「…………好きです。お兄さんは?お兄さんは穂乃花の事どう思ってるの?」
僕は真剣な表情で穂乃花を見つめ、
「これからの穂乃花ちゃん次第かな。お祭りで初めて会った時みたいな穂乃花ちゃんなら好きになれない。
でも自分に正直になる穂乃花ちゃんなら好きになるかもしれない。」
好きと返事が帰ってくると思ってたんだろう。ショックを浮かべる穂乃花。
プライドや自惚れが強い穂乃花にはこれぐらいが丁度いい。僕に振り向いてもらうため…一生懸命頑張るだろうから。僕も人の事いえないけど。
「わかった。お兄さんに好きになってもらえるように頑張る!」
だんだん素直になっていく穂乃花。まわりが穂乃花を甘やかしていたんだろう。
「どころで穂乃花ちゃんはもう初潮は来たの?」
顔を左右に振り、
「まだです。クラスの女の子は半分ぐらい来てるみたいだけど……私はまだみたい。」
おっ…成長が早いと思ったがまだだったとは、嬉しいね。生で出来る。
「心配いらないよ……いずれ来るから。初潮が来てなかったら赤ちゃん出来ないし、もし来たら避妊すれば大丈夫だから。」
いつの間にかセックスする前提の話になってる。そう……穂乃花の想像を膨らませドキドキさせる。またそのドキドキが穂乃花の興味をそそり、より早く経験したい僕に触って欲しいと言う気持ちにさせる。
「………そうなんだ。穂乃花、知らない事ばっかりだね。知らないとなんか焦っちゃう。」
「焦らずゆっくり覚えていけばいいんだよ。」
穂乃花と話していると、ベンチの前にサッカーボールが転がってくる。僕は慌てて穂乃花から手を離し、ボールを掴む。
「お兄ちゃん!お話終わった?サッカーしようよ。穂乃花お姉ちゃんも一緒にあそぼっ!」
遠くから優菜の叫ぶ声が聞こえる。危ない危ない……穂乃花と手を握ってるところ見られたらやばかった。
昨日あれだけイッたのに…疲れというものを優菜は知らないのか。若いっていいな~。僕も若いけど。
僕はベンチから立ち上がり、
「穂乃花ちゃんもサッカーしよっ!」
穂乃花は、大事な話の途中だったせいかあまり乗り気ではないようだ。肝心のいつ…どこでが決まってないし。
「お兄さん……今度はいつ会えるの?会う方法も連絡先もしらないし。」
僕は穂乃花の耳元で、
「穂乃花ちゃん…今日もお祭り来る?来るならまた会えるよ。そこで続き話そうか?」
穂乃花はベンチから立ち上がり
「はいっ……私もお祭り行きます。」
穂乃花の家はわかってる。偶然を装えばいつでも会える。でも穂乃花との時間をたっぷり作る為には…ひなや優菜と同じように親から信頼を得ないと。どうする……。
サッカーボールを持って穂乃花と一緒に優菜とさとる君のところへ向かう。穂乃花が歩きながら変な事を言う。
「お兄さん……前に何処かで会った事があるような気がする。初めて会った気がしないの。」
僕はその時は軽く聞き流し。
「どこにでもある顔だからね。」
と返す。何処かで会った事がある……どこだろう。
その後は4人で楽しくサッカーを楽しんだ。
穂乃花は、一生懸命走り汗で髪を濡らし、おまけに白いTシャツまで汗で濡れ、ジュニアブラが一層透けて見える。Tシャツをツンと膨らませる小さな胸。ボールを蹴るすらっと伸びた細い足。触れたい……汗だくになりながら穂乃花と一緒にイキたい。穂乃花をいっぱいイさせたい。
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