僕の胸の中で眠る優菜。ローターが入ったままなのに直ぐに寝息が聞こえてくる。よっぽど疲れたんだろう。今日1日で何十回とイッたからね。……幼い体で。
朝までゆっくり眠るといい。
明日はどうしようか……母親が帰ってくるのは夕方だろう。まっ…起きてからの気分に任せるか。
「お兄ちゃん…お兄ちゃん……」
優菜が僕の体を揺らしながら起こしている。ん?もう朝か。いつの間にか僕もぐっすり眠ってしまっていたようだ。
「おはよう……優菜。」
切羽詰まった顔をしている優菜。
「お…おはようお兄ちゃん。トイレ行きたい。大きい方がしたいの。お願いオモチャ抜いて。」
「優菜…朝までよく我慢したね。今トイレに連れていってあげるから。」
いかんいかんローターを入れたままだった。だから切羽詰まった顔してたんだ。僕は優菜を抱き上げ慌ててトイレに連れて行く。便座に座らせると小さなお尻から出ている線を掴む。すると優菜は恥ずかしそうに僕を見つめ、
「んんんっ…今抜くとそのまま出ちゃいそう。恥ずかしいからお兄ちゃん見ちゃだめ。」
散々恥ずかしい事いっぱいしてきたのに、排泄を見られるのはよっぽど恥ずかしいらしい。
ここは優菜の言うとおりにしてあげるか。
「わかったよ。一気に抜くから力抜いて」
僕は優菜から視線を外し掴んだ線を下に引っ張る。さすがに力を入れないとローターが出てこない。
こんな小さなお尻で穴にオチンチンが入るかどうか……。でもローターと一緒できついのは最初だけ、入ってしまえば後は優菜次第。
一気に下に引っ張るとローターがニュルっと出てくる。
「んあああっ……あっ…あっ…出る!お兄ちゃん見ないで!んんんっ………。」
ローターの栓が抜けると同時に一気に出たみたい。
危ない危ない……ローターにかかるところだった。
ウォシュレットの音が聞こえ暫くしてトイレを流す音が聞こえる。
「優菜…終わった?」
返事を待たずに優菜を見上げる。はぁはぁ言ってる優菜……よっぽど我慢してたんだね。
「はぁ…はぁ……お兄ちゃん終わったよ。見ないでくれてありがとう。やっぱり……恥ずかしいもん。」
僕は優菜の頭をくしゃくしゃっと撫で、
「優菜が嫌な事はしないって言ってるでしょ。夜あのまま寝ちゃったからお風呂でシャワー浴びようよ。」
「はいっ!」と元気いい返事。一晩中ローターが入っていた違和感から解放されすっきりした顔をしている優菜。優菜をお姫様抱っこし浴室へ。
お姫様抱っこすると優菜は嬉しそうな表情を浮かべる。優菜を立たせたまま髪を洗い全身を綺麗に洗っていく。くすぐったがり、きゃっきゃっいいながらはしゃぐ優菜。小学4年生らしい優菜がまた可愛い。
まっ……朝からエッチはやめておくか。
僕はトランクスとTシャツ、優菜はパンツにキャミソールシャツに着替える。
その後優菜の部屋に戻り汚れたシーツを洗濯機で洗いリビングのソファーでリラックスする2人。
「優菜…昨日の疲れは取れた?」
優菜は僕の横に座り、
「うん。大丈夫!お兄ちゃんとギュッとして寝たから疲れ取れちゃったよ。お兄ちゃんは?」
「もちろん優菜とギュッとしたから疲れなんか感じないよ」
トーストに目玉焼き……簡単な朝食を済ませる。
さて今日はどうするか……優菜に聞いてみるか。
「優菜……今日はどうする?」
優菜は少し考え、
「お兄ちゃん…公園でサッカーしよっ!だめっ?優菜…学校でサッカークラブに入ってるんだ。」
サッカークラブに入ってるとは初めて聞いた。表面的には男勝りな優菜。エッチの時は逆だけどね。お祭りで会った同級生の男の子達も同じサッカークラブに入っているらしい。
「サッカーか……優菜は活発な子だね。いいよ。でも日中は暑いから朝の涼しい時間だけだよ。」
「はいっ!」
嬉しそうな顔でショートパンツとTシャツに着替える優菜。僕もズボンを履き準備する。エッチだけじゃなく優菜のやりたい事にも付き合ってあげないとね。
サッカーボールを持って近くの公園に向かう。
公園に着き暫く優菜とサッカーボールを蹴っていると
お祭りで会った同級生の男の子がやってくる。優菜の浴衣姿を似合ってると勇気を出して言った子だった。
優菜がその子を見て、
「あっ……さとる!さとるもサッカーしよっ!」
その男の子は僕の顔を見て軽く頭を下げ、
「お兄さんおはようございます。昨日はごめんなさい。僕も一緒にいいですか?」
「もちろんだよ。一緒にサッカーしよう!」
もしかしてさとる君は……優菜の事が気になってるのかな。なんて思いながらお互いにサッカーのパスを出し会う。さとる君には悪いが…優菜の初めてもらっちゃったよ。こっちこそ…ごめんだよ。
暫く3人でサッカーしていると……見たことのある女の子が一人で公園にやってくる。
もしかして…穂乃花ちゃん?
ショートパンツから伸びるすらっとした長い足。真っ白なTシャツから小さいがはっきりわかる胸の膨らみ。髪はお祭りの時と同じポニーテール。
ううっ……たまらない。
そういえば優菜と同じ町内で一緒に学校へ行く時の班長だった。優菜の家と近かったんだった。
まさか……昨日の今日で穂乃花と会えるなんて、やっぱり運命だったのか。色んな偶然が重なったのか。
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