優菜の小さな手を引き歩き始めると、不安そうな顔で僕を見上げる。
「はぁ…はぁ…お兄ちゃん……。パンツ履いてないからよけいにスースーして恥ずかしくて落ち着かないよ。それに……オモチャも入ってるし浴衣が胸に擦れて痛痒いの。」
ひなと同じ。膨らみ始めたばかりの胸は、少しの刺激でも敏感に感じてしまう。
「恥ずかしいとドキドキするでしょ?胸が痛痒いのは成長し始めてるからだよ。嫌なのかな?」
優菜は顔を左右に振り、
「嫌じゃないもん。少し不安なだけ。」
いつもは元気な優菜が、不安な表情を見せるとそれが可愛く見えてくる。
そろそろ…オモチャを入れた意味を知ってもらうか。
歩きながらポケットの中にあるリモコンのスイッチを入れる。10段階の振動のまずは3ぐらいにしておくか。
カチッ。ブーン…ブーン…ブーン…ブーン。
優菜の中でローターの振動が始まると、はっと僕を見上げると同時にビクッと震えその場でうずくまるようにしゃがみこんでしまう。小さな体をビクビク震わせながら、
「お兄ちゃん!だめだめっ……ブルブルだめっ」
触ってはいけないとわかっているも、思わず両手で股を押えてしまう優菜。歩きながらローターの振動に耐えるなんて大人の女性でも無理なのは、わかってる。
振動を1まで緩め、
「ほら…優菜、両手を離してしっかり立ちなさい。触ったらだめって言ってあったよね?今振動緩めたから。」
僕に厳しく言われ半泣きの優菜。両手を股から離し、
足をガクガク震わせながらゆっくり立ち上がる。
目に涙を浮かべ、
「お兄ちゃん…怒っちゃいや。優菜悲しくなっちゃう。はぁ…はぁ…ブルブル駄目なの。中がジンジンして
どうしていいかわからなくなっちゃう。」
僕は優菜と目線を合わせるようにしゃがみ、親指で涙を拭う。泣き顔も可愛い…ゾクゾクしてくる。
僕は残念そうな顔で、
「強い口調で言ってごめんね。優菜なら頑張るかなって思ったんだけど、やっぱり無理だったかな。今一番緩めた振動にしてあるけど切るね。」
と少し冷たく言う。すると真っ赤に火照った顔で優菜は、キリッとした目をする。
「無理じゃないから!今ぐらいだったら頑張れるもん。はぁ…はぁ…スイッチ切らなくていい。お兄ちゃんとセックスするんだもん。」
僕はニコッと微笑み、優菜の頭を優しく撫で、
「偉いぞ!優菜のやる気を待ってんだ。これぐらい頑張れないと僕とセックス出来ないからね。優菜の頑張り見せてくれるかな?」
優菜の顔がほころび、
「はぁ…はぁ…わかった。優菜のやる気見せる。」
僅かな振動……それだけでも優菜にとっては敏感に感じてしまうだろう。浴衣の下は何も履いてない緊張感、
すこしでも気を緩めると、振動に気持ちを持っていかれてしまう。そしてお祭りの人混み。そんな中で優菜は耐えなければいけない。それは地獄か…果たして天国か。
僕は立ち上がると、優菜の小さな手を握り、
「優菜に合わせるから、ゆっくり歩こうか。お祭りこれからだからね。」
「うん。」
僕の手を握る優菜の手は汗びっしょり。優菜に合わせてゆっくり歩いていく。盆踊り会場では、多くの人が踊っている。優菜も踊る?と聞いてみるも本人はそれどこじゃないらしく、踊らないって答える。
夜店を見て回っていると、射的場に男の子達が群がっている。その一人が優菜を見つけ近寄ってくると、
「優菜…ちょっとトイレ行ってくるから。」
僕は優菜の手を離し、その場から少し離れて様子を伺う。生意気そうな男の子が、
「おっ……優菜もお祭り来てたんだ!優菜、浴衣着てるから最初わからなかった。いつも男みたいな服着てるから浴衣全然似合ってないな。」
優菜は怒った顔で、
「う…うるさい!たまには女の子らしい浴衣着てもいいでしょ?」
すると他の数人の男の子も優菜の周りに集まってくる。
「おまえ…優菜か?クスッ……浴衣着るんだ。髪飾りなんか付けちゃって。」
とちゃかしてくる。優菜が怒って言い返そうとする瞬間、リモコンのスイッチを3に上げてみる。すると優菜はビクッと飛び上がり、小さな体を震わせながら辺りをキョロキョロしだす。僕を探しているんだろう。
「はぁ…はぁ……うるさい。優菜だって浴衣ぐらい着るもん。あっ…んんんっ……似合ってなくだっていいでしょ?」
盆踊りの音や、みんなの話声でローターの振動する音は聞こえない。
足を内股に閉じ、顔を真っ赤に火照らせ必死に振動に耐える優菜。その姿を見て男の子達が、
「優菜…おまえなんか変だぞ。おしっこでも我慢してるのか?漏らすなよ!」
優菜は声を震わせながら、
「うるさい!我慢してない!漏らすわけないから!」
暫く優菜と男の子達とのやり取りを見ていたが、そろそろ限界だと思い、ローターのスイッチを再び1に下げ優菜の前に表れる。
「優菜…どうした?この子達は優菜のお友達かな?」
優菜は振動が弱くなりガクッと力が抜けたようだ。
やっと戻ってきたって顔で僕を見上げ、
「はぁ…はぁ…学校の同級生。優菜の浴衣が似合ってないってからかうの。だから言い返してたの。」
僕は男の子達を上から睨み付けると少しびびり出す。
「優菜の浴衣が似合ってないっていうのか?僕は優菜の親戚の者だけど……。君たち本当に似合ってないって思ったのかな?僕は凄い似合ってるし可愛いと思うよ。勇気だして浴衣着たんだから、似合ってるぐらい言ってあげたらどうだ?優しくしないと女の子に嫌われちゃうぞ。」
男の子達はみんな下を向いて黙ってしまうが、そのうちね一人が、
「本当は似合ってるって思ったけど、そんな事言うの恥ずかしいから逆の事言った。ごめんなさい。」
優菜は似合ってると言われびっくりしている。まさか同級生の男の子にそんな事言われるなんて想像してなかったんだろう。
すると他の男の子達も、優菜の浴衣姿似合ってるとか可愛いと言い始める。優菜は恥ずかしそうに僕を見上げる。
僕は最初に似合ってると言った男の子の頭を撫で、
「似合ってるって言ってくれてありがとうね。勇気いっただろ?でも女の子は冗談でもちゃかしたりいじめたりしたら本当に嫌われちゃうからね。これからは女の子に優しくしてあげてね。」
と言うと、みんな揃って「はいっ!」と返事をする。
かわいい子達だ。
優菜は男の子達に恥ずかしそうに、
「似合ってるって言ってくれてありがとう。」
みんなにお辞儀をしてその場を離れる。
優菜の小さな手を繋ぎゆっくり歩きながら、
「優菜…男の子達、可愛いとか浴衣似合ってるって言ってくれて良かったね。みんな優菜の事、心の中では可愛いって思ってるんだよ。」
恥ずかしそうに僕を見上げ、
「お兄ちゃんがそう言ってくれたから。いつもは喧嘩ばかりしてるのに……急に可愛いとか言われてびっくりしちゃった。お兄ちゃん優菜の事かばってくれた。のお兄ちゃんおかげ…ありがとう。」
「さっき穂乃花ちゃんに言われた時、僕をかばってくれただろ?嬉しかったよ。それから戸惑ってる優菜見てて…可愛いって思った。」
エヘヘって笑いを浮かべる優菜。
今の優菜は、誰が見ても可愛いって思うよ。オモチャのおかげて、小学4年生なのに、艶っぽい顔してるし。僕が付いていないと誰かに連れ去られてしまいそう。優菜はハッとした顔で、
「お兄ちゃん……ブルブル強くした?さっきお兄ちゃんがトイレ行った時、ブルブル強くなったの。我慢するの大変だった。はぁ…はぁ…」
「いや……トイレ行ってたから知らないよ。機械が間違って動いちゃったのかな?それともここにいる誰かが、優菜と同じようにリモコンのオモチャ入れてるかも。電波が一緒だったら動いちゃうかもしれないしね。」
嘘ばっか。
「ふうっ…はぁ…はぁ……そうなんだ。お兄ちゃんがトイレから帰ってきたらブルブル弱くなったよ。」
「優菜…少しブルブルに慣れてきたのかな?」
恥ずかしそうに顔を左右に振り、
「はぁ…はぁ…お兄ちゃんとお話してると気が紛れるから。今も体に力入ってるし緊張してるもん。」
もう優菜のアソコはぐちゃぐちゃに濡れてるんだろうな。濡れてるの自分でわかってるのかな?
夕食代わりに露天で焼きそばとお好み焼きを買い、再び神社の境内に戻り座る。果たして優菜は食べる気力があるかどうか。それでも焼きそばの半分を口にした優菜。僕にもたれ掛かってくる。そのまま少し休憩した後、
「優菜……前に教えた事覚えてる?」
優菜はなんだろうと僕を見上げる。
「優菜のお口のお仕事……覚えてる?」
優菜はハッと気付き、
「覚えてる。お兄ちゃんのオチンチンを気持ちよくするのが、優菜のお口のお仕事。」
「今…ここで僕のオチンチン気持ちよくしてくる?」
優菜はえっ?という顔で、
「今?周りに人がいるし、ここ外だし……」
「ドキドキするだろ?」
優菜は恥ずかしそうにコクンと頷く。どんな場所でも咥える。それが次に、どんな場所でもセックス出来る
事に繋がっていく。屋上で外でイッたように、どんな場所でもイける体になっていく。まだ姓に対して無知なうちにしっかり教育していかないと。
「優菜……気持ちよくして!」
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