優菜の部屋の前まで歩き、中の様子をこっそり伺う。 母親は寝ているようだ。優菜の言う通り酔うと朝まで起きないのは本当だった。ほっと胸を撫で下ろし、優菜と目線を合わせるようにしゃがむ。
小さな声で、
「優菜…今日はいっぱい頑張ったね。あっ…今も頑張ってる最中か。あのオモチャ自分で触ったりしたらだめだからね。それからママに知られないように。今日の事は3人の秘密だからね。」
優菜は寂しそうなまた、切ない顔で僕を見つめる。
「お兄ちゃんと離れるの寂しい。でもママに知られたらいけないから我慢する。……アソコに入ってるオモチャ苦しいの。………不安なの。」
初めてオモチャを飲み込み、そのまま朝まで寝るなんて小学4年生じゃなくても無理に近い。それを今優菜に強制してるんだから、不安なのは当たり前。
僕は優菜の頬を撫でながら小さな唇に優しくチュッとキスをし、
「優菜……頑張って。僕とセックスする為の準備だから。優菜なら出来るよ。優菜…好きだよ。」
好きという言葉にビクッと反応する優菜。
「好き?お兄ちゃんが好きなのは、ひなお姉ちゃんじゃないの?」
僕は優菜の小さな唇を人差し指でなぞりながら、
「もちろんひなの事は好きだよ。でもね…優菜の事も好きなの。優菜の頑張り次第で、ひなを抜かして一番になるかも。この事はひなには内緒だよ。」
ここは優菜の不安を取り除く為、初めてオモチャを飲み込んだ優菜の頑張りが続くようにしてあげないといけない。何の為に頑張るのか、目的を持たせる事が大切。優菜は嬉しそうな顔に変わり、
「わかった……優菜頑張る!ひなお姉ちゃんには内緒にする。」
優菜の頭をくしゃくしゃっと撫で、
「大好きな優菜……お休み」
「大好きなお兄ちゃん…お休みなさい。」
そっと扉を開け部屋に入っていく優菜。そのまま優菜と別れて部屋に戻る。
小さいとはいえ、ローターを飲み込んだままはたして優菜は寝られるだろうか?さんざんイかされて体はくたくたなはず。明日の朝が楽しみだ。
あのローターが振動する事を優菜は知らない。振動を与えるのはローターの違和感に慣れてから。今は慣れる事に重点をおかないと。
色んな事を考えながら部屋に戻ると、タオルケットにくるまり、ちょこんと顔を出しているひながベッドに横になっている。
「仁…おかえり!優菜ちゃんどうだった?」
僕はひなのタオルケットに潜り込み、小さな体を抱き締め、
「寂しそうな顔してた。アソコにオモチャ入れたままだから不安な顔もしてたけど、励ましたら元気になったよ。」
ひなは僕の胸の中で、
「優菜ちゃん…あのオモチャ入れたまま、寝られるかな?心配。でも仁のオチンチン入れたいなんて言うから仕方ないと思うけど……」
ひなの顔を見つめ、
「優菜…あれだけイったんだからくたくただと思うよ。ひなだってくたくただっただろ?多分寝られるよ。ところで優菜がオチンチン入れたいって言った時、ひなはどう思った?」
ひなは僕から目を反らし、
「………うん。ヤキモチ焼いた。大好きな仁が優菜ちゃんに取られちゃうって思って。でもね…優菜ちゃんもひなと同じように仁の事が好きなんだって思うと嫌いになれない。だって優菜ちゃんは初めての友達だし、優菜ちゃんのイク姿可愛かったもん。」
反らした顔を正面に向け、ひなの小さな唇にチュッとキスをする。
「ひな……ヤキモチ焼かしてごめんね。一番好きなのはひなだよ。多分優菜は純粋に気持ちいい事を知りたいんだと思う。極端に言うと相手が僕じゃなくてもいいんじゃないかなって思うんだ。だけど初めての人が僕ならいい思い出にしてあげたいって思う。」
ひなは、「うん、うん」と頷き、
「ひなもそう思う。でもひなは仁じゃなきゃいやだ。
仁以外の人となんて考えられないもん。仁の事、好きで好きでたまらないの。家庭教師してもらえるのが嬉しくて嬉しくて。」
僕はひなの頬を指でツンツンしながら、
「僕もひなの事大好きだよ。でも…いずれひなは僕以外の人の事好きになって捨てられるんじゃないかな。」
思春期の子供の心の移り変わりは早いからね。ひなぐらい可愛かったら男は放っておかないから。そうなったらなったで仕方ない。
ひなは頬っぺたを膨らませ、
「だから仁以外の男の子は興味ないの!仁…寂しい事言わないの!」
2人見つめ合い笑いを浮かべる。ひなの心のケアも大切。
「来月から家庭教師するんだったね。勉強厳しく教えるよ。勉強頑張ったらエッチもしっかり教えてあげる。」
ひなは顔を真っ赤に染め、
「もう……仁のエッチ!」
「ひなもエッチだろ?」
また2人して笑い合う。
「もう夜も遅いから寝よう」
2人ギュッと抱き締め合いながら眠りにつく。
ひなとの関係はまずまず。だが優菜は……口が滑って誰かに話をしないか心配。これだけはきつく言っておかないといけない。優菜の処女はいつ奪うか……。次回のイベントか。今回は優菜自ら、母親に内緒で僕の部屋に来たが次回はうまくいくか……。館長に優菜の母親の攻略を頼んでもひなの母親の事もある。僕のように2人相手にするには無理があるだろうな……。
今回優菜の処女を奪ったほうが良かったか。
そんな事を考えていたらいつの間にか眠ってしまった。
朝6時頃目が覚める。ひなはまだ僕の胸の中ですやすや寝ている。寝顔に見とれていると目覚めるひな。
「ひな…おはよう。ぐっすり寝れた?」
ひなは眠そうな目を擦り、
「仁……おはよう。うん……ぐっすり寝れたよ。あっ…早く服着てお部屋に戻らないと、仁の部屋から出てきたところ誰かに見られたらいけないもんね。」
よくわかっている。やはりひなは賢い。慌て服に着替えるひな。
「ひな……アソコに違和感ない?痛くないかい?」
処女を失ったばかり。心配になる。
ひなは着替えながらニコッと微笑み、
「大丈夫だよ。少し違和感あるけど痛くないし、普通に歩けるよ。」
よかったよかった。母親にばれるとまずい。子供の変化に気付く親はいるから。歩き方だけでもわかる人はいる。
ひなの着替えを待って、小さな唇にチュッとキスをする。そっと扉を開け、誰もいない事を確認すると部屋を出てひなを部屋まで送る。
ひなの部屋の扉を開けると………母親が着替えの真っ最中。思わず豊満な胸を見てしまった。慌てて目を反らし、
「ごめんなさい!」
と謝り扉から離れる。するとひなの母親が、
「倉田さん…大丈夫ですよ。要らないものを見せてしまってごめんなさい。」
恥ずかしさと申し訳なさでどうして返事をしていいのかわからなくなってくる。すると隣にいたひなが僕の慌てようを見て、大笑いしてくる。
「倉田お兄さんのこんなに慌てた姿見たの初めて!
面白い!」
僕はひなを睨み付け、
「こら……ひなちゃん!面白くなんかないから。いえ…こちらこそいきなり扉を急に開けてごめんなさい」
暫くすると着替えが終わったようで、
「倉田さん…もう大丈夫ですよ。」
と声がかかる。僕はひなと一緒に部屋に入り平謝りすると、
「そんなに謝らなくてもいいですよ。それよりひなの事ありがとうございます。ひな…ちゃんとおとなしくしてた?」
ひなは元気よく
「うん!ちゃんと倉田お兄さんの言う事聞いて、いい子にしてたしぐっすり寝れたよ。ね?」
僕の顔を見上げるひな。確かに間違った事は言ってない。僕の言う事ちゃんと聞いたしぐっすり寝られたようだし。セックスはしたけど聞かれてないしね。
「ひなちゃん…ちゃんとしてましたよ。」
母親はほっとした顔を見せる。
それでは…と帰ろうとする僕を呼び止める母親。
扉の近くにいる僕に近寄り、
「ひなの家庭教師の件、来月から宜しくお願いします」
「あっ…はい。こちらこそ宜しくお願いします。」
と挨拶すると母親が僕の耳元で、
「おばさんの胸見たからってそんなに謝らなくてもいいのよ。見てもなんとも思わないでしょ?」
ううっ……返事に困る。一瞬見ただけとはいえ、前回内緒で館長との行為を見ている。まだまだおばさんじゃなくきれいなお姉さん。大きい胸がツンと上を向き重力に負けてない。
僕は真っ赤な顔で、
「いえ、魅力的でした。ごめんなさい」
すると母親は僕の耳に息を吹き掛けながら、首筋にさっと指を這わし、
「嬉しい事言ってくれるのね。倉田さんありがとう。
顔を真っ赤にして恥ずかしがる倉田さん…嫌いじゃないわよ。今後触ってみる?」
僕はビクッとし、思わず気を付けの姿勢をしてしまう。母親は笑いながら、
「冗談ですよ。クスッ…倉田さん可愛い」
愛想笑いでごまかす。
ひなをちらっと見ると、歯磨きの準備をしていてこちらを見ていないようだ。ふうっ…よかった。
「それでは僕戻ります。ひなちゃん…また後でね。」
「あっ…お兄さんまたあとで!」
部屋を出て自分の部屋に戻る。女性や女の子を責めるのは得意だが、ああやって責められるとどうしていいのか、わからなくなってくる。母親に触れられた時、ゾクゾクってしたし、凄い緊張だった。
おかしいな……母親は館長とさんざんしたんだろうに。
それとも母親の性欲が思いの外強いのか。館長もタフなほうだと思うが、後で聞いてみるか。
それより優菜はどうしてるだろうか?
もう起きて歯磨きしてるか……。様子を見てくるとするか。
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