翌日の夜から、僕たちの『研究』が始まりました。
詩乃ちゃんはもう、スマホを与えられていましたが、フィルターが掛かっていてエッチな画像、動画は見られません。でも、僕たちが知らない用語の解説とかは閲覧できました。
僕の父は高価なスマホを使っていましたが、あまり興味がないのか、寝る時間になると居間のテーブルの上に放り出していきます。僕は深夜、それを持ち出してきて、研究材料にしました。こちらは、無料AVなど、色々見ることができました。
僕は最初に、昨夜の詩乃ちゃんの『ひと段落』について知りたいと思いました。本当はあの後、どうすればよかったのか。
詩乃ちゃんが、自分のスマホで検索して
「アクメ、とかエクスタシーとか、言うみたい。日本語だと、イク、とか」
と教えてくれました。
「…それなら、マンガで見たことある。友達に、エロマンガ見せられて…女の人がイク、イクって。そういう意味だったのか…」
詩乃ちゃんは頷き
「挿入は…イク直前に挿れても、1度イッてから挿れても、いいみたい。少し休めばまた、愛撫を受け入れられるようになりますって。」
「そっか…普通どっちなんだろ?」
そう言いながら、僕が、前戯から始まる普通のセックスの動画を見ていると、それをのぞき込んだ詩乃ちゃんが
「やだ!なにこれ?」
と、戸惑った様子で言いました。
動画では、男が女性をM字開脚させ、股間に顔を埋めて一心不乱に嘗めている所でした。
「これ、クンニって言うみたい」
「…名前、あるんだ…こんなトコ、男に舐めさせるなんて…」
そう言いながらも、生真面目な詩乃ちゃんは、自分のスマホでクンニを検索し、顔を赤くしながらそれを僕に見せてくれました。
「クンニとは、男性が女性の性器を、舌や唇を使って愛撫すること。指などによる愛撫に比べ、より強い快感が得られると言われている、だって。」
「へぇ…でも、そんな変態みたいなこと…」
詩乃ちゃんが困惑しているのを見て、僕は調子に乗って、続きを勝手に作って読み上げました。
「女性が初めての場合、クンニをたくさんすることで、痛みを少なくすることができる…」
「ちょっと!そんなこと書いてないでしょ?」
詩乃ちゃんは僕からスマホを取り上げ、軽くにらんで
「イタズラ坊主…」
「ごめんなさい…」
「これ、してみたい?」
「うん」
「…もう少し、ふたりとも慣れたら、ね?」
僕は渋々、頷きました。これ以上この行為に拘っていると、詩乃ちゃんを怒らせそうだったからです。
動画の続きを見ていると、男が女に正常位で挿入しようとする場面になりました。
女を大きく開脚させ、男はその前に正座のように座り、女の脚を自分の太ももに乗せ、性器同士を近付けます。
「正座、するんだ…」
「エッチなことなのに、変なの…」
「でも、これなら確かに、腰を動かしやすいかも」
「…試してみる?」
「えっ?」
「あ、今からすぐに挿れるとかじゃなくて、体勢だけ。パジャマは着たままで。」
「…そうだね。やってみようか」
すると詩乃ちゃんは、布団の上に仰向けになり、脚を大きく開いてくれました。
僕が動画の男の動きを真似ながら、詩乃ちゃんの股間に自分の腰を近付けると、痛いほど勃起したチンポの先端が、厚いパジャマの生地越しだったけど、詩乃ちゃんの柔らかなアソコに触れました。
それだけで僕は、激しく興奮し、腰はそのままで詩乃ちゃんに覆い被さり、パジャマのボタンを外し、おっぱいにむしゃぶりつきました。
その日は研究だけで、エッチなことはしない予定だったけど、詩乃ちゃんも嫌がらず、応じてくれました。
僕がふたつの乳首を交互に勃起させながら、下を脱がしていっても、抵抗はしません。
詩乃ちゃんの裸のアソコのすぐ近くに、勃起し切った僕のチンポ。僕がパジャマの下を脱げば、挿入までさせてもらえそうでした。
でも僕はどうしても、さっきのクンニが気になって仕方なかったので、唇を乳首から離し、どんどん下へずり下がっていきました。
「あっ!ちょっと!なにするの?」
僕の上半身が、開いた脚の間を通過するので、詩乃ちゃんは脚を閉じることができません。
ついに僕の顔が、詩乃ちゃんのアソコの前まで来て、僕が舌を出してそこへ近付けようとした所で、詩乃ちゃんが両手で僕のおでこに手をあて、押しとどめました。
「やだ…ダメだって…やめて」
「詩乃ちゃん…」
「なんでこんなこと…やだ…恥ずかしすぎる!」
「詩乃ちゃん…お願い…舐めたい…」
「ダメ…」
僕は両手が空いていたので、詩乃ちゃんの両手首を掴んでおでこから引き離すこともできた。でもそれは、それまでずっと、僕を可愛がってくれた詩乃ちゃんに対してしてはいけないような気がして。僕は、おでこで詩乃ちゃんの手を押し返し、舌の先を少しずつアソコに近付けようとすることしかできませんでした。
すると詩乃ちゃんが
「もう!エッチなんだから!」
とうとう根負けして、おでこから手を離してくれました。
『やった!』
ついに僕の舌が、詩乃ちゃんのアソコに触れ、とたんに愛液の匂いが口の中いっぱいに広がりました。
「あっ!ああっ!」
舌先で閉じた外側の襞をこじ開け、中の襞をなぞって行くと、どんどん新しい愛液が滲み出て来るので、僕はそれを残さず舐め取りました。
「こ、これ、なんか…んっ!」
詩乃ちゃんが何を言おうとしてるのか分かりませんでしたが、すごく感じて、気持ちよくなっていることだけは分かりました。そして…
「あっ!あっ!…くぅっ…」
舐め始めてからほんの10分も経たない内に、詩乃ちゃんは、2度目のエクスタシーを迎えました。
僕が股間から退いても、詩乃ちゃんは仰向けになったまま、目を瞑って荒い呼吸を繰り返していて、僕はその隣に座り、まだ勃起したままのチンポで、黙ってその様子を見ていることしかできませんでした。
しばらくすると詩乃ちゃんは
「さっきの純平、強引で、怖かった…」
と呟きました。
「…ごめんなさい」
「でも、男らしくて、ちょっとカッコよかったかも…」
「そうかな?」
僕は詩乃ちゃんに男として認められた気になり、照れ笑いをしました。
「明日は…合体できるかな?」
「うん…さっき、詩乃ちゃんのパンツ脱がした時、挿れられるかな?って思った」
「あたしも…」
「でも、僕がクンニ始めちゃったから」
「どうしても、やってみたかったんでしょ?」
「うん」
「明日は、ガマンできる?」
「そうだね。冬休みの間に、最後までしたい…」
そう言いながら僕は、詩乃ちゃんの裸の胸に顔を埋めました。
僕はその時、まだ小6。射精できず堅くなったままのチンポでも、まだ、姉のような詩乃ちゃんに甘えたい気持ちの方が強かったのだと思います。
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