「触りたいんでしょ?」
「うん。でも、今は…」
「あたし、分かってるよ。男の子は、好きって気持とエッチなことしたい気持ち、一緒なんでしょ?」
男と付き合ったこともないはずのあゆみが、どこでそんな知識を得たのか。だが確かにその通りだと思う。
僕だって、あゆみが中2になるまでは、単純に家族として大事に想っていた。それを、異性として意識し、恋愛感情に気づくのと、彼女に性欲を抱くようになるのは、ほぼ同時進行だったのだが、これが同世代の女子にはなかなか分かって貰えないのだ。
付き合ったばかりの女子に、安易に身体の関係を求めると『最初からコレだけが目的だったんだね?』などと言われて破綻してしまう事が多い。
しかし、あゆみ本人が『分かってる』と言ってくれているのだ。もうガマンする理由はない。
そっとあゆみを寝かせ、覆い被さるような姿勢になったものの、次にどうしていいか分からない。
すると、あゆみが自分でシャツの前のボタンを外し、スポーツブラに包まれた胸を見せてくれた。
それを見てようやく、僕の本能のスイッチが入り、夢中でブラをまくり上げると小さな乳首に吸い付いた。
「あっ!…んっ…んんっ…」
切なげな声で反応するあゆみ。
「はーっ…お兄ちゃんの唇、熱い…」
唇の熱がありがたいような季節ではなかったが、この言葉で、あゆみが僕の愛撫を歓迎してくれていると確信した。
あゆみが、呼吸を荒くしながら脚をモジモジさせ始めた。
『胸だけじゃなく、全身で感じるんだな…』
そうなると当然、気になるのはアソコのことだ。
『触っても、怒らないかな?』
そもそもあゆみは、『いいよ、触っても』と言った時、僕がどこを触ろうとしていると思ったのか?それさえも分からず、不安だった。
あゆみはその日も、ジーンズの短パンを履いていた。ベルトは革製のしっかりしたタイプ。僕は乳首を舐め転がしながら、右手をゆっくりと下に下ろし、ベルトのバックルに触れた。
僕がぎこちなくバックルを外し始めても、あゆみは黙って、抵抗もしなかった。
『いいのか?触っても』
僕は益々興奮し、でもせっかちにならないよう気をつけながら、短パンを太ももの中頃まで下ろし、おへその方からショーツの中に手を入れた。
そこに触れた途端、あゆみはビクビクッと震え、更に呼吸を荒くした。
ピッタリ閉じたままのアソコ。筋にそって指を動かすと、襞の中からヌルヌルのジュースが止めどなく溢れてきた。
『すげえ!これが、濡れるってやつか?
』
その当時、毎日童貞を卒業することばかり考えていた僕。それが、彼女になってくれたあゆみのそこに、実際に触れたのだ。あとは『挿れる』ことしか考えられなかった。
だが、僕の偏った性知識では、女の子は初めての時、かなり痛がるらしい。女子なら誰でも通る道かも知れないが、できればあゆみに苦痛を与えるのは避けたかった。どうすれば避けられるか?
『入り口が固くて、挿れられると痛いのなら、柔らかくほぐしてやればいいんじゃないか?』
そして、ほぐすためには、たくさん愛撫をして感じさせてやれば、よさそうに思えた。
僕は乱暴にならないように気をつけながら、一心不乱に柔らかい襞の中を撫でた。
あゆみの呼吸が更に荒くなり、小さく
「んっ、んっ…」と喘ぎ始める。
しかし、撫でれば撫でるほどそこは、ジュースでヌルヌルになり、ほぐれているのかただ濡れているだけなのか、区別がつかない。
「この汁、なんとかならないかな?」
ティッシュで拭き取るのは、違う気がした。それなら…
僕は唇を乳首から離し、お腹、おへそへとキスしながら、短パンとショーツを脱がして行った。
そして自分の顔が、あゆみはアソコの上まで来た所で、両膝を持って脚を大きく広げさせた。
僕がそこに唇を着けようとすると…
あゆみは無言で、そこを両手で覆い隠した。
「ダメ?」
僕が聞いても、あゆみは無言でアソコを覆った手を見つめているだけ。
『絶対イヤって訳じゃなさそうだな』
僕はそう判断し、あゆみの両手首を掴んでゆっくりそこから引き離した。
あゆみは、抵抗しない。
まだ発毛が始まったばかりの、柔らかそうに閉じたワレメが目の前に現れた。それを見たとたん、僕の獣性に火が付き、夢中でそこにむしゃぶりついた!
「あっ!」
初めての男の舌による刺激に、思わずひと声だけ上げたが、あとは無言で身もだえ、軽くイヤイヤをするように首を横に振るだけだった。
『舐めて感じさせるだけが目的じゃない!入り口の堅さは?入り口って、どこだ?』
僕は音を立ててジュースをすすりながら、膣口を探した。
それを発見し、舌先を固くして挿しこもうとすると、イソギンチャクのようにキューッと閉じて、僕の舌を閉め出した。
『なんて小さいんだ。それに、外敵を閉め出そうとする。もっと舐めれば、大きく口を開けてくれるのかな?』
僕は膣口周辺を重点的に舐めた。しかしいくら舐めても、中から新しいジュースが出てくるだけで、入り口は広がらない。
一方、淡々と舐め続ける内に、あゆみの方の様子が変わってきた。
ふだんの妹は、怒るにしても泣くにしても、声を上げて乱れることはほとんどなかった。だがこの時は…
「あっ…あっ…んっ!…んんっ!」
一瞬、僕の頭の後ろをつかみ、薄い太ももで僕の顔を挟み込んだかと思うと、一気に脱力した。
『な、なんだ、今のは?…そうか、これが女の子のイクってやつ…すげえ!』
その後も僕は、ひと仕事終えたあゆみのアソコを労るように、優しく舐め続けたが、反応がないのでそこから口を離し、あゆみの横に寝そべった。
まだ荒い呼吸をしているあゆみの背中を撫でながら
「気持ちよかったか?」
と聞くと、あゆみは小さく、でもしっかりと、肯いた。
そしてその呼吸が次第に穏やかになり…気が付くと、寝息に変わっていた。
僕はそんな妹がたまらなく愛おしくなり、左手で腕枕をし、右手で背中をさすってやっている内に、眠りに落ちた。
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