カメラマンさんと大西さんは先にお風呂から出ていきました。やっと先生と2人きりになれました。
先生とじゃなくカメラマンさんと大西さんと寝ないといけない事に不安と緊張が走ります。まだ治療が続くんじゃないかと…。
(先生はどうして私を突き放すの?私の事好きじゃないの?私不安だよ~。もう心も体もくたくただよ。)
いろんな思いが私の中を駆け巡ります。
でも先生に抱き締められながら少し温い湯船に浸かっていると心が少し落ち着いてきました。
先生と2人きりはとても幸せな時間でした。
先生は優しく私を抱き締めながら、
「深雪…体は大丈夫かい?昨日から厳しい治療が続いてるのは、心が途中で折れないように強い気持ちを持つことが大切だと気付いて欲しかったからなんだ。」
私は体の力を抜き先生に持たれながら
「私…途中何度も心が折れそうだったの。特に我慢している時は……パニックになって。」
「クスッ…でも気持ちよさが最後には勝ったでしょ?」
私は頬っぺたを膨らませ
「先生の意地悪……。気持ち良くなるなんて最初は全然わからなかったもん。それでも我慢するのは苦しかったもん。怖くて苦しくて……」
「フッフッフッ…怒った深雪も…可愛いね。」
先生は優しく微笑んだ後真面目な顔になり
「深雪…よく聞くんだ。治療する時は治療する相手をとことん信頼するんだ。相手が先生じゃなくても。
お互いに信頼しあうと怖いという思いがなくなるよ。
信頼…つまり相手を好きになる。好きになるのは治療の時だけでもいいから。わかるかい?」
私は涙を浮かべ先生を見つめ
「私…先生以外好きにならないもん……」
「治療中だけでいいって言ったよね。治療中だけ相手を好きになる努力をしてごらん。すると怖さや苦しさ痛さが快感に変わるから。」
私は黙ったまま…暫くしてコクンと頷きました。
先生はカメラマンさんと大西さんの事を言っているんだと…思いました。
そしてまだこれこら治療続くんだと悟り…緊張と不安で呼吸が早くなってきます。
そんな私を先生は強く抱き締め、
「ほら落ち着いて。深雪が良くなる為だから。いいかい?相手の事を信頼して好きになるんだよ。」
私はゆっくりゆっくり呼吸し自分を落ち着かせ
「先生…私……自分の為に頑張るから。安心して」
私は精一杯の強がりを言いました。
そのまま暫く2人きりで湯船に浸かってから浴室から出ました。
パジャマに着替え先生と浴室から出てリビングに……。
するとリビングにはカメラマンさんと大西さんが。
先生のパジャマの裾をギュッと掴む私。
そんな私の小さな肩を大西さんは抱き、カメラマンさんは先生のパジャマを掴む私の手をほどき握りました。
大西さんは、
「さっ…深雪ちゃん先生と離れて。寝室に行こう」
2人に連れて行かれる私。何度も振り返り先生の顔を見つめる私。先生も私を見つめていました。
2階の寝室へ向かう私達。不安で不安で……。
寝室は広くベッドの前には大きなソファが…。大西さんにペットボトルのお茶を渡されソファに座るよう促されました。私の両側に大西さんとカメラマンさんは座りました。
大西さんは私の小さな肩を抱きながら、
「深雪ちゃん…さっきの治療の反省会しようね。」
すると目の前の大きなテレビから私の姿が流れ始めました。
自己紹介している私。椅子に座らされお尻にアナル棒を入れられ叫んでる私。自分自身の恥ずかしい姿が次々と流れてきます。
「ううっ……いゃあっ……見たくない。恥ずかしい」
思わずテレビから視線を外し下を向く私。大西さんは肩に回した手で私の顎を持ち上げ
「しっかり見なさい。自分の姿を客観的に見ることも大切なんだよ。フッフッフッ…ほら深雪ちゃん今おじさんのオチンチンがお尻の穴に入るよ。深雪ちゃん…いくいくって叫んでる。可愛いね~。ほらまた逝った。深雪ちゃん凄い感じてるの自分でもわかるよね?」
自分のエッチしている姿…それもお尻で。恥ずかしくて目を反らしたいのに……。
昨日から何回エッチしたんだろう?何回逝ったんだろう?眠らせてもらえなく朝から夜中までハードな治療が続きおまけに今日の昼間はあのお兄さん達に散々逝かされ……。
心も体もくたくたなのに…。
急にドキドキしてくる私。体の中から熱い物が込み上げてくるのがわかりました。
気が付くとテレビの画面に釘付けになっていました。
「フッフッフッ…深雪ちゃんドキドキしてきたでしょ?気持ちが高まってきたでしょ?また逝きたいって思ってるでしょ?おじさんわかるんだよ。深雪ちゃんの表情で」
「違うッ……」て言いかけて口ごもる私。自分の気持ちがよくわからない私。もう嫌なのに……嫌とは言えない私がいました。
「深雪ちゃん心配しなくても大丈夫。これこらまた逝かせてあげるから。気持ちよくなろうね。」
カメラマンさんが私のパジャマのボタンを外す手をじっと見つめていました。
つづく
※元投稿はこちら >>