別荘に入ると大西さんが一通り部屋を案内してくれました。広いリビングダイニング、2階に上がると幾つもある寝室…海が見えるバルコニー。
ただあるお部屋だけは勝手なね入っちゃだめだから。ここは松田先生の仕事のお部屋だからと言われました。
荷物を置きリビングに戻ると先生は冷たいお茶を用意してくれていました。
椅子に座り3人でお茶を飲みゆっくりしていると、先生が
「深雪…プールで泳いでくるかい?いきなり人が多い海辺で泳ぐには少し抵抗があるだろ?まだ3日もあるから最初はプールから慣らして行こう。ほら水着に着替えておいで!」
「はい!」
(先生。私の事考えてくれてるんだ。嬉しい。あの真っ赤なビキニ…恥ずかしかったから。先生や大西さんの前だけなら大丈夫。大丈夫だから)
そう自分に言い聞かせ寝室で先生の買ってくれた真っ赤なビキニに着替えました。
上下紐で結ぶ露出度の高いビキニ。やっぱり恥ずかしくて胸を隠すように腕を組ながら先生達の前に…。
先生は私の姿を見て
「クスッ…水着似合ってる。幼いながらも色っぽさが表れてる」
大西さんも
「深雪ちゃんの水着姿可愛い。真っ白な肌に真っ赤なビキニ。アンバランスな感じがまたいいね。ビキニで隠す程の胸だったかな?フッフッフッ…ごめんごめん冗談だよ。」
私はほっぺを膨らませ少し怒ったように
「大西さんの意地悪!私だって小さいかもしれないけど胸膨らんでるもん。」
先生と大西さんは顔を見合せ笑いながら、
「先生達も行くから深雪先に泳いで泳いで。足がつかないかもしれないから浮き輪忘れるなよ。」
「はい!」
私は浮き輪を持ってお庭にあるプールに向かいました。
少し深くて135センチ程の私の身長では足がつかない場所もありました。
(ふうっ…冷たくて気持ちいい。)
火照った体が冷えていくのを感じ、ゆっくりプールに入り浮き輪で浮かんでいると、先生達もお庭にやって来ました。
先生達はプールに浸かり私と一緒に暫く遊んでくれました。それから先生はプールの脇でアウトドアベッドに横になりビールを飲みながら
「深雪泳げなかったよね。大西さんに教えて貰いなさい。大西さん泳ぎうまいから。」
私は浮き輪を外されてしまいました。
足がつかない怖さから大西さんにしがみつきながら必死に泳ぐ私。
暫く泳ぐ練習をしていると先生は、
「少し仕事してくるからちゃんと大西さんの言うこと聞くんだよ。いいね?」
先生は部屋に戻ってしまいました。
少し寂しい気持ちになった私に大西さんは、
「大丈夫だよ。先生はお部屋に戻っただけだから。
ほらまだ泳ぎの練習しよう。ほら足をしっかり動かして!そうそう…上手いよ。」
暫く泳ぐ練習をし、プールからあがると大西さんは私の体を見て、
「深雪ちゃん少し日焼けしたみたいだね。まだ間に合うからオイル塗ろう。日焼けすると染みになるし痛いからね。ほらそこのベッドにうつぶせに寝てごらん。」
「あっ…はい!すいません。ありがとうございます。」
私は言われるがままベッドにうつぶせになりました。
大西さんは私の首筋から背中…足にオイルを垂らしゆっくり擦るようにオイルを塗りマッサージをしていきました。
背中をマッサージするようにオイルを塗り、足の爪先までゆっくりとマッサージしていきました。
脇腹や足の付け根辺りに大西さんの手が触れる度、ビクッビクッと体を弾ませくねらせながら、
「ひゃっ…オイル冷たい。でも気持ちいいです。体が冷えていくみたいで。マッサージも少しくすぐったいけど気持ちいい…かも。」
大西さんは、
「深雪ちゃん気持ちいいかい?このオイルは肌を冷やす効果もあるんだ。深雪ちゃんの体華奢だね。丁寧に扱わないと壊れちゃいそう。」
リラックシしてマッサージを受けているといつの間にかビキニの背中の紐と下の両サイドの紐をほどかれていました。
「あっ…大西さん。紐…紐ほどいたらだめぇ」
起き上がると水着がめくれてしまうのでどうする事も出来ずじっとしているしか、ありませんでした。
「水着の中もオイル塗らないと…それにマッサージもね。」
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