先生と恋人どうしになった私。
毎日がとても楽しく学校でも同級生と少しずつお話が出来るようになり、そんな私に祖母はびっくりしていました。祖母も先生のおかげだと感謝し、信頼するようになっていきました。
休日前に診察に先生を訪ねると帰る間際に、先生から、
「明日も家に来るよね?明日…深雪を抱きたい。いいよね?」
と耳元で言われ、顔を真っ赤に染める私。
「あ…あの…私頑張ります」
と震えながら答えると唇に優しくキスをされました。
いよいよその日が来たんだと覚悟を決めました。
他人から必要とされることが初めての事で、ましてそれが大好きな先生だったからと今になって思います。
大好きな先生…その先生に私抱かれるんだ。
先生優しいから…大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせていました。
その日の夜は…明日の事を考えるとドキドキし、不安と期待とが入り交じり全然眠れませんでした。
ついにその日がやってきました。
長い髪をツインテールに結び、黄色のワンピースを着て先生の家に向かいました。成長が遅かったせいで、まだブラジャーは着けていなくて同級生の子より胸が小さかった事もコンプレックスの一つでした。
先生に身体を見られる恥ずかしさより、小さな胸を見てがっかりするんじゃ……。でも全てをさらけ出すって約束したし。
そんな事を考えながら家に着くと先生はいつもの優しい笑顔で私を迎えてくれました。
「深雪…昨日は眠れたかい?不安に思ってる事が全て受け止めてあげるから」
私の心を見透かしたような言葉に思わず先生に抱き付き
「私…大人の女性と違ってまだ幼いし胸だって、それに初潮もまだだし先生がっかりしないかなって不安だったの」
先生は
「そんな事全然気にしていない。今の…そのままの深雪が好きだから」
と言ってくれました。
そのまま先生とキスをし、初めて先生の
舌が私の口の中に入ってきました。どうしていいかわからない自分は恐る恐る先生の舌を追いかけるようにキスをしました。私の舌を吸ったり交わるように舌を重ね…深い深いキスでドキドキが止まりません。
頭の中、全身がふわふわしてすでにどうにかなっちゃいそうでした。
先生はそのまま私を寝室へと連れていきました。
寝室の真ん中にあるベッドをみて
「ああ…夢じゃないんだ。現実なんだ」という思いと部屋の明るさにびっくりし
「先生…部屋がこんなに明るいと私恥ずかしい」
すると先生は、
「深雪を好きだから抱きたいって思うのが先だが、治療の一貫でもあるんだ。自分の全てをさらけ出して恥ずかしいと言う気持ちを克服する…その為にはこの明るさが必要なんだよ。わかるよね?今日は深雪の全てを僕に見せて。隅々までね」
私の本当の気持ち…本当は怖くて不安で恥ずかしくて
昔の私だったら多分逃げてたけど、大好きな先生に成長した私を見せたくて嫌われたくなくて…。
でも先生はそんな私の気持ちを見透かしていました。
先生に後ろから抱き締められ耳元で好きだよと囁かれワンピースの胸のボタンを外されていきました。
つづく
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