ご近所物語(5)
夏休みも終盤
青山純子のお陰で宿題も安心。後は残された時間を遊びに費やしたい!
『海、行きたいね』
『ん、あー、でも子供だけではいけんやろ』
案の定、聞いて見ても『(親が)忙しいけん、駄目』だった。
その代わり
『近くの用水池に、お姉ちゃんが着いてればいい』と条件を出した。
用水池とは、青山家、谷向かいの桑谷家や、その他周辺農家共有のダムみたいな池で、青山爺さんが子供の頃に造った、と、あの口の軽い爺さんが毎度毎度自慢気に話していた。
二つ返事の青山姉と三人、自転車で用水池に向かった。
『蛇が出るで』
『河童がおるかも』
『ネッシーがぁ・・』
などと青山姉のくだらない話を聞きながら自転車を漕ぐ。
『子供だけで事故(溺れ)すなや』
通りすがりに用水池の土手下で近所の農家のオジサンに釘を刺される。
『思ったよりキレイな水だね』
青山姉・純子は家から水着を着用。
私は迂闊にも・・・
女子二人の前で着替えをするはめに。
『誰もおらんけん、バスタオルいらんでしょ』
青山姉の冷やかし
『いるいる、いるけん』
『・・・・・』
『あ、チンコ見えた。』
『嘘!?』
『うん、嘘』
クッソ~!
着替えて冷たい池にダイブ
『あ、ほら、そこに蛇!』
『!』
『うそうそ』
『もう、やめてや~』
青山姉は陸でからかうばかりでいる。
『浮き輪膨らませたら行くけん』
それは家でしてこなかったんですね。お姉さん
浮き輪に精一杯の息で空気を送り込む青山姉。
水着姿は・・・デブやん。単1電池やん。
まだ純子のスレンダーボディがソソる。
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