私の家での『勉強』にはもう一つの楽しみがある。当時、私の母が定期購読していた【主婦の友】か、なんかそんな感じの本の付録にある特集号。
先に断っておくが、私の母はクソが付くくらい真面目人間で、下ネタ大嫌い人間だ。
だから、その付録号【オーラルセックス特集】を後生大事にタンスの引き出しに入れ(子供の目に届かない隠し方?)ていたことに今思うと複雑な気持ちだ。
まぁ、当時はそんな気持ちより、タンスの中から見つけた書物に興味津々。
そのオーラルセックス本を純子と肩を寄せ合い熟読すること。当時の記憶もうろ覚えだが、まだ世の中に(少なくともオープンには)浸透して無いフェラチオに 清楚な主婦が戸惑いながら挑む?みたいな語りの小説を読んで意味も分からないながらも股間を熱くしていた。
隠語や、子供には理解出来ない表現・単語もあったがなんとなくエロさは感じ取っていた。
『なぁ、』
『何?』
『このフェラチオって、何だらか?』
『【・・・主人のでさえ口でしたこと無いのに、他人の男性の×××を初めてくわえ・・・】』
文章を読む純子
『チンポ?チンコ?』
『チンコくわえるんか?』
『オシッコ出るとこ汚いがね』
『そげだな』
他にも、今思えばマン舐めやらクンニなど、あらゆる表現が連なっていただろうが、あまり記憶が鮮明ではない。
とにかく、読みながら純子の身体に手が伸びて・・・ムードが盛り上がると、そのまま雪崩れ込むのパターン。
今思えば、よく同じように内容で燃え上がれたものだと感心する。
性用語の半分でも知っていたら、本の内容の真似をしていただろう。
しなくて良かったのか、しないことが残念だったのか今でも複雑な思いだ。
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