ロリータ 官能小説

あの子との夏 ～秘密の関係～ 5


起きないのでもう一度
近づいてみる…
「うぅん…うぅぅ…ん…」
俺が触れた事によって
この子は目を覚ましてしまった。
ショボショボした目を手でこすって
起き上がる…
目の前にいる俺をじーっと見た。
ふと我に帰ったのか「わ～っ！！」
と声を上げる
俺はとっさにこの子の口を
片手で塞いだ。

「待って！待って！落ち着いて！！
ごめん静かにして！」
足をばたつかせてはいたが
少ししてこの子は落ち着きを
取り戻した。
でも状況が読み込めずに
目をパチクリ、パチクリさせている
「手を離すけど大きな声
出さないでね、いい？」
この子はウンウンと
頭を縦に振り頷く
俺は手を離した瞬間
「ごめん！ごめん！
ビックリさせて
ごめんなさい！」
俺はこの子の前に土下座して謝った。
この子もキョトンとして
俺を見ていた。そして
「ビックリしたけど…
大丈夫ですよ」
そう言ってこの子は
笑ってくれた。

その笑顔がまた可愛くて
とても眩しかった。



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