狭い空間に半ば無理矢理閉じ込められた格好の彼女と、その空間を自ら創り出して一人の少女を蹂躙しようと画策していた彼は、たった半日の時を共に過ごしてしまっただけで意識の舵を予測不能な方向へと大きく切ってしまった。
宏之「・・お腹、空いたね・・」
悠優「・・はい・・」
「もう、ペコペコです(笑)」
そんな二人は互いの体液を自らの身体へと深く大量に受け容れて、既に精神的にも肉体的にも他人ではなくなっていた。
宏之「・・じゃあ、先ずは・・」
「シャワーでも浴びてスッキリしようか?」
悠優「はい・・私もスッキリしたいです」
彼女はニコッと笑顔を見せると、彼の手を取りベッドから降りて、二人してバスルームへと向かう。
そしてその後姿はまるで本物の恋人同士の様でもある。
悠優「うわ~?・・ここのお風呂って
結構広く出来てるんですね~」
「装飾も綺麗だし、ピッカピカに磨き上げられてる~」
「ホント、センスいいですね」
宏之「ははっ!(苦笑)そうだね・・」
この部屋全体が持つイメージは、ほんの数時間前までは彼女にとって恐怖の象徴であった筈である。
宏之「それじゃ、僕が洗ったげる、ね」
悠優「おねがいします」
彼女はペコっとお辞儀をすると直立不動になって彼に身を投げ出す。
宏之「悠優? 君って身長、幾つ位?」
彼は水滴が玉の様に弾けて落ちる彼女の肌をシャワーで流しながら、ふと思った素朴な疑問を彼女へと問うて行く。
悠優「は? はい? 身長ですか?」
「えっと、う~ん・・」
「確か153センチ?・・あれ?155だった、かな?」
彼女の真剣に悩む顔がやたらと可愛らしくて、彼の胸はいきなりキュンっと締め付けられる。
するとその感情はそのままダイレクトに股間でぶら下がるペニスへと伝わってしまう。
宏之(うわわっ?..ヤバい!..大っきくなっちゃうよ?)
彼女の無意識なラブラブ攻撃を受けて、彼のペニスはムクムクと頭をもたげてしまった。
悠優(え?えっ? ひゃあ~???..なにやってんですか~?)
(ひろゆきさんったら..またおっきくなったよ~?)
(んもうっ!..見てらんないっ)
彼女は横目でチラチラと彼の勃起したペニスを目で追いながらも、至って平静な雰囲気を無理矢理に装っている。
宏之(マジでマズいな..この状態じゃ隠す訳にもいかないし…汗)
彼は酷く戸惑いながらも、ある時点で己の心を潔く吹っ切って行く。
宏之(ど~せもう彼女にはバレちゃってるだろうしね..)
(こうなったら開き直るしかない、か)
(……)
(よしっ!)
彼は思いっきり開き直って(半ばヤケクソ)自らの欲望を彼女へと伝えてしまう。
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