内田「はっ? あっ? あっ?!」
「・・・・・」
「・・おっ? おまん、こ?・・」
彼女の身体から抜き取った小さなショーツを握り締めながら、短くない人生で初めて純潔のJCが携える乙女の性器を目の当たりにした彼は、その一点をひたすらに凝視し続けて自らの脳裏に強く焼き付けて行く。
内田「ふぅ、ぅんっ ごくんっ!!」
「・・ゆっゆう、ゆの?・・ちっちゃな、われめ・・」
彼と彼女が出逢ってからどれ程の時間が流れたのであろうか。
部屋の窓から差し込む陽の光は既に無くなっている。
そして辺りの深い森を見渡せば、午後の淡い緩やかな明るさが今の時刻を物語っている。
更に陽の光が差し込まなくなった部屋の中は、凛とした薄暗い雰囲気に包まれ始めていた。
内田「・・こんな?・・」
「・・こんな儚げで美しいかたちが・・
この世に存在していたなんて・・・あ、いや・・
美しいとか綺麗とかなんて言葉は・・そんな言葉は」
彼に最後の砦である小さなショーツを剥ぎ取られてしまった彼女は、その恥ずかしさからか自らの乱れた体勢を一直線に律して行く。
内田「・・いらない・・」
「・・必要が無い・・」
「・・見るだけ・・只、見ているだけ・・」
「・・それだけ・・」
ベッドの上で身体を伸ばし長い脚を綺麗に揃えて、ニーハイソックスと上にたくし上げたブラだけを纏い、その飽くまでも白い透明感を併せ持つ素肌を夕刻の薄暗い部屋の中で晒している少女の姿は、まるで何処かの郷の妖精が舞い降りて来た様な錯覚さえ覚えさせる。
そしてその美しくも幼い妖精は、確実に彼の遺伝子を別の新しい生命へと変化させて、現世に産まれ出させる使命を強く担っていた。
悠優「・・・・・」
「・・あまり・・」
「・・あまりみつめない、で・・」
「・・はずかしいよ・・」
妖精の切なる願いを確かに聞いた彼は、次第に冷静な心を取り戻して行く。
内田「・・ゆ、悠優ちゃん・・」
「そっ、そうか・・そうだよね」
「わかった・・ごめん!」
彼は下半身を露わにしたままの彼女を気遣って覆い被せる毛布を手に取った瞬間、冷静になった頭で契約書の内容と条文を思い出してしまう。
※元投稿はこちら >>