一度火が点いてしまった心は制御する事が難しい。
彼が持つオスの本能と精神はこの期に及んで、彼女が抱える状況等を思い遣る余裕すら失っている。
悠優「えっ? えっ?・・」
「・・ああっ!! きゃあぁぁ!!」
彼は無抵抗の彼女をベッドへと押し倒し、一心不乱の状態で幼気(いたいけ)な細い身体へと覆い被さって行く。
内田「悠優っ!! ああっ!! 悠優ぅ!!」
いとも簡単に片手で周囲を抱き締められる程に細くくびれたウエストと、筋肉質でいて表面はふんわりとした感触の質感を持つ彼女の身体は、彼の脳の中枢迄をも麻痺させてしまう。
悠優「ふっ んんっ は、はぁぁ ああっ! いっ、いやっ」
頭の中では好ましく思えて来た彼の存在ではあったが、獣の様に自らの身体を求めて来る行為には、その身体が否が応でも拒否反応を起こしてしまう。
彼女は始めの内は無抵抗であったが、纏って居る衣服を脱がされ始めた瞬間から儚くも小さな抵抗を始めていた。
悠優「いやっ だめっ だめなのっ」
「やっ、やめ・・て、おねがいします・・」
消え入るような小さな声と彼の行為を嫌悪し切れない複雑な心の状況で、彼女の細やかな抵抗は彼にとって何の意味も持たなかった。
内田「はあ はぁ はあ ああっ! 悠優っ!」
そんな状況にあって彼の震える手はゆっくりと、しかし確実に彼女の衣服を剥ぎ取って行く。
白い綿で作られた半袖シャツのボタンを一つ一つ確実に外し、揺れ動く上半身から抜き取って、下半身からは蒼いデニムのショートパンツをずるずると引き降ろす。
すると彼女の身体に残った物は、胸を隠す意味が解らない程に立体感の無い白いブラと細い腰回りに張り付く面積の小さな淡いピンクのショーツのみになってしまった。
内田(これがC、なのか?..こんな..
こんな理想のカタチがあるなんて..)
SからC1へと名前を変えただけで、それを見る側の意識も変わる。
幼児の代名詞とも云えるSとは違って、Cの名の響きは子供でも大人でもない未成熟な魅力に満ちている。
内田(細い!..なんて細いウエストなんだ!..でも
でもしっかりと胸や腰回りが発達してる..完璧だ!)
だが彼女の見事なウエストラインは、その事柄だけでは語り尽くせない。
幼児体型から抜けきれないCが多い中で、彼女の体型はそれらから一歩も二歩も抜きん出ている。
悠優(...みられてる..うえからしたまで、ぜ~んぶ...)
そして更に付け足せば、細くて長い脚に履き残っているネイビーブルーのニーハイソックスが彼女の流麗な脚の魅力を強く際立たせていた。
内田「はあ はあ ゆ、ゆうゆっ!!」
「綺麗だ!! 凄く綺麗だよ!!」
どの様な状況にあっても自らを褒められて、その分をマイナスの印象として捉える者は居ない。
悠優(..うちださんって?..やさしいの?..それとも
こわいひとなの?..わからない、わかんないよ)
(それに、それにこんなかっこにされちゃって..
やぁん..これって、めちゃはずかしいよぉ..)
内田「・・ゆう、ゆ・・」
JC1の神々しいセミヌードを目の当たりにして彼の煩悩が炸裂をする。
悠優「えっ? あっ? ああ?!ぃやあぁぁ~!!」
彼女の胸に取り敢えず備えられた緩いブラを難なく上へとずらした彼は、そこに現れた美しくなだらかな膨らみを持つ対(つい)の小山に、その視線の全てを一気に奪われてしまう。
内田「・・うっ、美しい!!・・」
「こんな美しい形をしたモノは・・
今迄、見た事も聞いた事も無い・・・」
物心がついた後の人生を結果的に童貞の儘で過ごして来てしまった彼の過去には、幾度と無くそれを捨て去るチャンスが巡って来ていた。
しかしいざその場面になると、どうにも自らのペニスが云う事を聞いてくれなくなる。
幾ら目の前に美女の裸体が存在しようとも、その相手が成熟した女性であれば全く用を果たせなく成ってしまうのだ。
内田「あっ? あ、あっ?・・・き、きた?・・
来たのかっ?!!・・おれの?・・俺のモノが?・・」
彼の人生に於いて再三の如く巡り合えた恋を、ことごとく破断、粉砕して来た張本人である股間のペニスが、今、正に嘘の様なハツラツとした姿を取り戻して復活を遂げ様としている。
そしてそれに伴って彼の重苦しかった心持ちも、徐々にではあるが高揚感に満ち溢れ始めていた。
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