突然現れた あの娘 ~天使★小悪魔~(18禁 ver)25
「○×☆…おはようございます!7月22日
サンデーニュースのお時間です!いや~
今日も暑いですね~☆♪○*…」
(あれ?…7月22日…エリナとして家に
初めて来た日…?)
俺は状況が飲み込めてなかった。
あれは夢か…?
夢と現実がごちゃ混ぜになっている…
でも、どうしても夢とは思えなかった。
気づけば俺はひとり部屋で泣きながら
「エリナ…逢いたいよ…今度出逢えたら俺…
絶対…お前の事…離さないよ…俺はもう…
もうお前じゃなきゃダメだよ…エリナ…」
そんな時…(グ~ッ…)お腹が鳴った…
何故にこのタイミングで…
「お腹が空いたな…エリナ~!
コンビニ行く…あ…」
そっか…居ないんだ…
俺は明らかに独り言を言っていた。
俺は午前中の熱くなり始めにコンビニへ…
「いらっしゃいませ~♪」
レジにはコハルさんが…彼女に会っても
今までのように変な緊張もしない…
童貞を卒業したせいか??
ひと通り欲しいものをカゴに入れて
俺はレジへ…
「いつもありがとうございます♪
ケンジくん温めはどうします?」
「あ、どうも…温めは大丈夫です。
すいません…」
「ケンジくん…なんだか元気なさそうね」
「あ、いえ…大丈夫ですよ」
「あのね…ケンジくん…
急にこんな事言うのも…」
「どうしましたか、コハルさん?」
「ケンジくん…私とお付き合いして
もらえませんか…?」
俺はものすごくビックリしたが
その気持ちには少し悩んだ…
だが俺はコハルさんの気持ちに
応えることが出来なかった。
「ごめんなさい!俺、俺…すいません!」
そう言って深々と頭を下げた。
「あ…いいんです、そんな、
頭を上げて、いきなり変なこと
言ってこっちこそごめんね」
俺はコハルさんの恥ずかしかったであろう
精一杯の告白を断った…
それはやっぱり心の中にエリナが居たから…
現実ではなく、夢かもしれないのに…
俺はすぐさま頭を下げて申し出を
断った事に詫びた。
でもこれからもお友達として
お付き合いはさせてほしいと
伝えて俺はコンビニを後にした。
家に帰ってもしばらく一人で
ボーッとしていた。
ピンポーン!ピンポーン!
自宅アパートのチャイムが何度となく
鳴り響く…
(…っったく…誰だよこんな時に…)
ドアを開けたらそこにはエリナが立っていた。
「あ、あの…えっと…ただいま…エヘッ♪」
「エリナ…おぉ~っ!エリナ~!!」
俺は嬉しさのあまりエリナを抱き上げ、
そして思いっきり抱きしめた。
「ちょ、ちょ、痛い!痛いよ!も~っ…」
「ごめん…ごめん…でも…どうして??」
「あ、アンタがワ~ン!ワ~ン!って
泣いてるから、あの世の一歩手前で
帰って来たのよ…」
「なにわともあれ!よかった!よかった!」
俺は嬉しくてエリナの顔中にキスをした
「も~ホント、辞めてよね~汚いって!!」
「もう二度と離すなよ…ドーテー…」
「うん♪絶対お前を離さないぞ!エリナ!!」
…待てよ、結局エリナは生きてんの?
基本は猫なの?
そしてこの時のセックスは
童貞卒業になるの?
色々と悩むとこもあるが…
ま、いっか!エリナだし♪
END
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