突然現れた あの娘 ~天使★小悪魔~(18禁 ver)20
翌日…
「昨夜は泊まってしまって
申し訳ありません…」
「いえ、いえ…と、とんでもないです。
ま、また 、遊びに来てください。ハハハ…」
照れてるコハルさんを俺とエリナは見送る。
ドアが閉まった瞬間に隣にいたエリナが
「コ、コハルさん…お、俺、好きです!
…だって…」
ギクッ!「お、お前…き、聞いてたのか!?」
「コ、コハルさん~俺好き~!」と連呼して
エリナは部屋の中を走り回る。
俺はそんなエリナを部屋の中で追いかけた。
はしゃぎ周るエリナを見て、そろそろ1週間か…
ふと思ってしまった。どっか行っちまうのかな…?
そんな事を考えるとなんだか寂しくなってきた。
昼食の時に何気なく俺はエリナに聞いた。
「なあ、エリナ~そろそろ1週間経つけど
帰るのか~??」
「う~ん…今んとこ帰る気はゼロだけど、
もう邪魔になった??」
「いや、そうじゃないけど…
どーすんのかな~と思ったもんだから…」
「あ~居なくなるともしかして
寂しくなる??」
「そ、そんな事ないよ!バカかっ!!」
「そっか…居なくてもいいか…」
エリナはションボリと下を向いてしまった。
「お、おい!いつまでも居てもいいんだぞ!」
「え、ホントにいいの??」
エリナの目が輝いていた
「ああ、どうせ1人だしな…」
「ドーテーもアタシが居なくなったら
寂しいんだ~」
「だから、ドーテーって言うな!」
「アハハ…童貞にドーテーって
言っただけなのに~」
(…たく、も~っ…)と俺が呆れてると
「…ありがとね…ドーテー…」
俺は初めてエリナにお礼を言われた。
それも小さい声で…
尚且つドーテーの名で…
それでもなんだか嬉しかった。
俺の中では次に海に行って、
その次の週は動物園
その次の週は遊園地…
勝手にエリナを連れて
行くとこを選んで楽しくはしゃいでる
エリナを想像していた。
そして週末にコハルさんも誘って海へ…
この日も暑い日だったので海には
もってこいの日だった
エリナには前日買ってあげた
ワンピース型の水着。
俺はハーフパンツを履いて
行ったので足まで海へ
コハルさんも足だけ海へ…
エリナもはしゃいで
キャッキャ、キャッキャ、言っている。
楽しいのがエスカレートして俺にも
水しぶきを掛けてくるので
気がつけば俺は上から下までビチャビチャに…
エリナはもちろんの事コハルさんも
楽しんでくれたようだった。
帰りは海沿いのリゾート温泉ホテルで
日帰り入浴だけして家路へと向かった。
帰宅してエリナが俺に言った第一声は
「ありがとう」でもなく
「コハルちゃんおっぱいが大きくて
お尻もプルンとしていたよ♪」だった…
俺が一瞬でも想像したのがバレたのか
そんな俺を見てエリナはクスクスと笑ってた。
(憧れのコハルさんだったので想像はしました…)
数日後には遊園地…それから週末は動物園と
俺とエリナはコハルさんを引っ張っては
いろんなとこに連れまわした。とても濃密な
夏休みを俺は田舎から出てきて初めて味わった。
そんな楽しい生活を続けていたが
季節はもう夏の終わり…
夜はだいぶ寒くなる日も
増えてきていた。
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