風呂から出て俺達は夕飯と少し早い年越しそばを作り、年末恒例の歌番組を見て「何でこんなのが選ばれたんだろ」と話しながら夕飯を食べた。そして年跨ぎにキスをした。「明けましておめでとう…今年もよろしくね」「おめでとうございます…よろしくお願いします」と挨拶をしてまたキスをした。「美冬…ちょっと遠いけど初日の出見に行く?」「うん…行きたい」「じゃあ朝5時半に起きるから」「うん…分かった」と言って俺達は一緒に寝た。…アラームが鳴り目を覚ました。美冬は隣りで寝息を発てていた。「美冬…起きて」と揺り動かすと「うう~ん」と言って起きた。着替えて車に乗った。途中のコンビニで温かい飲み物を買い、ある山の電波塔まで行った。「ココ穴場なんだ」と言うと「こんな所あるんだ」と言った。太陽が昇る15分前に車を降り、鉄塔まで歩いた。東を見ていると日の出の時刻になり太陽が昇り始めた。「わぁ…凄い…綺麗…」と美冬は言って感動していた。遠くに都心のビル群が幻想的に見えた。
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