次の日、帰り支度をしていると「旭君…クリスマスはどうするの?」と聞かれ「クリスマスは繁忙期だから残念だけど仕事だよ」と言うと「そうなんだ…仕事じゃしょうがないね…」と暗い顔をした。「一緒に居られなくてゴメンな?」「ううん…大丈夫っ…仕事頑張ってね」と美冬は言った。「美冬は冬休みどうするの?」と聞くと「今年はどこにも行かない」と言った。「じゃぁ家来る?」と言うと「えっ!?」と言って驚いた。「美冬が良かったらだけど」と言うと「行ってもいいの?」と聞いた。「うん…おいで」と言うと「絶対に行くっ」と言った。…片付け終わり別れる前に、俺達はトイレの陰に隠れ、ギュッと抱きしめ合い長いキスをして、お互いに「大好きだよ」と言ってから家路についた。…クリスマスも過ぎ30日になると、美冬から「明日の午後そっちに行きます」とラインがきた。俺は電話をした。「電車で来るの?」「うんっ新幹線で品川まで行く」「じゃあ新宿で待ち合わせしようか?」「うん分かったぁ」と言った。
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