「美冬はどんな人がタイプなん?」と聞くと、美冬は俺を見つめ顔を赤くして「…優しくて一緒にいて楽しくて…安心出来る……旭君みたいな人…」と言った。「えっ!?俺みたいな奴?」と言うと「…て言うか…旭君が…好き…」と言って俯いた。思わぬ告白に俺は動揺し「えっ!?お、俺?」と聞くと「…うん…旭君が好き…」とまた言った。美冬位の年代ならジャニーズ系か、イケメン俳優系だろうなと、勝手に思っていただけに衝撃はデカかった。「ホントに?」「…うん」「俺、格好よくないよ?」と言うと「私には十分格好いいよ」と言った。俺は動揺しながら「あ、ありがとう…嬉しいよ」と言い「俺も美冬が好きだ」と言うと、今度は逆に「ホントに?」と言った。「うん…ホント」と言うと「嬉しいな」と言って笑った。「じゃぁ…付き合おうか?」と言うと「うん」と言い俺達は付き合う事になった。…椅子を寄せ美冬の手を握ると、美冬はニコっと笑い握り返してきた。それから見つめ合い自然とキスをした。唇を離すと美冬は恥ずかしそうに笑った。
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