「フクロウって人間みたいに、眼球が動かないから首があんなに回るんだって」と言うと「へぇそうなんだぁ」と感心した。「猛禽類の中で飛ぶスピードが一番遅いから夜行性になったんだって」「へぇ真田さん良く知ってますね」「俺フクロウ好きなんだよね」と言った。その後、道の駅に移動し昼食を食べてから、またキャンプ場に戻った。「あのちっちゃなフクロウ飼いたいなぁ」と言い俺も同調した。火を熾しコーヒーを淹れた。「さっきのヘルメットあげるよ」と言うと「えっ!?いいんですか?」と言った。「うん…美冬が免許穫ったら使うといい」と言うと「あっ今美冬って…」と言った。「あっゴメン…馴れ馴れしかった?」と聞くと「ううん…何か嬉しいです」と言った。「じゃぁ美冬って呼んでもいいか?」と聞くと美冬は頷いた。「私も旭君て呼んでもいいんですか?」と聞かれ「うん…いいよ」と言った。お互いに照れた。その後他愛もない事を話した。一つ分かった事は、美冬がまだ誰とも付き合ってないと言う事だった。
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