やがてその楽しかった時間も終わり、お互い帰る用意を始めた。お互いに荷物を片付けるのを手伝った。キャンプ場を出て美冬のペースに合わせ、湖畔のレストランに入った。「今回凄い楽しかったです」「俺も楽しかった」「1人でするのもいいけど、誰かとするのもいいですね?」「そだね…じゃぁいつか一緒にする?」と聞くと美冬は顔を瞬間的に赤らめ「えっ!?私と…ですか?」と言った。「うん…ダメかな?」「だ、ダメじゃ…ない…です」と言って俯いた。俺はその仕草を見て(凄ぇ可愛いっ)と思った。「じゃぁ連絡取り合って都合のいい日にやろうね?」と言って指切りをした。そして139号線に出て、俺は左に美冬は右に行った。…その後、連絡を取り合ったが中々予定が合わず、お互い1人キャンプをした。そして遂に12月に予定が合った。場所は前回の本栖湖ではなく朝霧高原に決めた。俺はテントを新調して2人用にした。少し大きくした分かさばったが気にしなかった。先に俺が着きテントを張り始めた。
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