俺は気になってる事を聞いた。「そう言えば藤田ちゃんて訛りがないよね?」「私、C3になった時に東京から引っ越して来たんです」「そうなんだ…東京から…東京のどこ?」「東村山です」と言った。「そうなんだ…東村山生まれなんだ」と言うと「真田さんはどこ何ですか?」と聞かれ「俺は入間だよ」と言うと「近いですねっ」と言った。暫くして俺は寒くなりテントに戻った。俺は少し嬉しくなった。…やがて俺は長時間の移動と疲れで眠気に襲われ寝袋に入った。どれ位経ったのか分からないが「…さん…真田さん」と言う声に目が覚めた。俺は起きてガスランタンを点け、入り口を開け顔を出した。「良かった…あの…トイレ行きたいんだけど…変な声が聞こえて…」と言った。俺は目を擦り懐中電灯を持ってトイレに行った。美冬は俺の腕をしかっり掴み付いて来た。森に入る前に俺は石を2、3個拾い「ちょっと待ってね」と言い茂みに投げた。何も出て来なかった。美冬はトイレに入った。俺も起きたついでに入った。
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