俺が「金星も見れるよ」と言うと「えっ!?金星っ!?見たいっ」と言った。俺は望遠鏡の角度を変え金星にピントを合わせ「はい…覗いてご覧」と言った。美冬は望遠鏡を覗いた。「この光ってるのが金星?」と聞き「そうだよ」と答えると「凄い明るい…」と言った。「明けの明星とか宵の明星とか言う位だからね」と言うと「あっ!?それ聞いた事ある」と言い「それって金星だったんだぁ…明星って言う星があるのかと思ってた」と言った。「天体は苦手?」と聞くと「見るのは好きだけど、あんまり得意じゃないです」と答えた。そんな話しをして少し経つと美冬は「ちょっとトイレ」と言った。「俺も行きたくなって来たから一緒に行こう」と言い、懐中電灯を持ってトイレに向かった。「大分冷えてきたね」「そうですね」と話しながらトイレに行った。「あのキャンプ道具って自分で買ったの?」と聞くと「いえっ…お父さんが誕生日の時、プレゼントしてくれたんです」と言い「お父さんも1人キャンプ好きだから」と言った。
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