一切ない。
小さな部屋には不釣り合いな大型画面のテレビセット。それにナイトスタンドと大きな姿見(横向きにした)のみである。
そして、畳の上にじかに敷いた布団…
暖房はかなり強めにきいている。
「ああ、うん、今、ケーキ食べて締めのアイス食べてる…この寒いのに…」
『今日は多目にみるけど、歯磨きさせてよ…夜更かしさせないでって言わなくても、子供だから自然にねちゃうか…』
「ああ…本人はこんな時くらいって頑張るそうだけど…」
『早く寝ないとサンタ来ないよって…なんて、小四にはきかないか…』
姪の母は自分の発言に笑った…
男は姪に子機を渡した…
アイスをくわえながら母親をやり過ごす姪はもう大人だ…
その母親も仕事とかこつけて身内に娘の世話をたのんでいるが、今日はなんといってもクリスマス…
本当のところ、怪しいものである。
『貰ったペアの旅行券もあげるから、麻凜連れてってくれる?その他もろもろの資金全部出す!…
なかなか休日に休み取れなくって…温泉好きでしょ?』
これにも男は渋々従うことにした。
タダで温泉に負けましたという体裁を取り繕いながら。
『じゃあ、あとよろしく…明日の晩はなんか御馳走するから…』
電話を切った男は、子機を置くと、我慢に耐えかねたような唸り声をあげた…
「アア~!麻凜…もうダメ…」
その声を合図にするかのようにピッチをあげてアイスキャンディーを舐める姪の麻凜…
夢中で舐めるのは大人のアイスキャンディだ…
ミルクが入った男のアイスキャンディ…
抵抗の欠片もないその様子はもうすでに一人前の女である。
脚を広げた体育座りの男は、片手で姪の頭を押さえ、あいた片手でスベスベの体を撫でまわす…
「アア~アア~アア~アア…」
男の全身ににわかに鳥肌がたつ…
「おいしい?…イチゴ味のキャンディ…」
さっき、ケーキのイチゴを潰してペニスにまぶしたのだ…
「アア~…麻凜イクよ!すべて受け止めて!ミルク飲み干してっ!」
麻凜は上目使いで了解の合図を送ると、尖端のイチゴのような亀頭を激しくチュパチュパした…
男は恥ずかしげもなく雄叫びをあげた…
この静かな平屋の愛の巣ならそれも可能なのだ…
※元投稿はこちら >>