話は数年前にさかのぼる。
康子「・・へえ~?・・」
「・・・・・」
「あの子・・君の弟なの?」
クラブのプールで見様見真似の泳ぎを披露する少年の姿を見て、彼女は大学後輩の典史に次々と質問を繰り返す。
典史「はい!」
「まだまだ泳ぎを覚える段階ですが」
康子「成る程、ねぇ~!!」
「うんっ!・・うんうん!」
彼女は目を輝かせて、その少年の細かな身体の動作に熱い視線を送っている。
康子「ねえねえ!!」
「後で彼を紹介してくれない?」
典史「勿論!喜んで紹介させていただきます」
典史には全く分からない彼の可能性を彼女は見出したのか?。
彼女はギャラリースペースから身を乗り出して彼の泳ぎを見つめて居た。
典史「ほらっ!正章! ちゃんと挨拶をしてっ!!」
正章「こ、んにちは?・・」
「・・・」
「・・よろしくお願いします・・」
典史「なに?・・もっと大きな声で!!」
正章「こんにちはっ!!」
康子「ふふっ!(笑)」
「はい!こんにちは!」
正章はテレビのワイドショー等で度々彼女を見た事が有った。
その実物の彼女が持つ愛くるしい笑顔と見事なスタイルに圧倒されつつも、元オリンピックメダリストと云う肩書に尊敬の念を抱いている。
そして彼女も高鳴る鼓動と逸る気持ちを抑える事で精一杯の様子であった。
康子(見つけた!!)
(・・やっと!・・そして・・)
(・・こんなにも近くに居たなんて・・)
彼女は自らの磨き上げた技と、その目指す高みへ向けた努力を一心に受け継いでくれる人物を懸命に探していた。
そんな彼女は探しても探しても居ない、その幻の様な存在を偶然にも見つける事が出来た。
そして意外にも、その人物は身近な人の弟だったのである。
康子(・・離さない!!・・)
(・・絶対に!!・・)
その時点での彼女は只、単に自らの技を伝承させるだけの相手だと、単純に思い切っていた。
だが、それは違ったのだ。
彼女は自分自身が究極に望んでいる、女性からして最高のパートナーで在る存在を探し当てて仕舞ったのである。
二人は出会うべくして出会った。
後は只、心の赴く儘に行動を移して行くしか無かった。
そして、今。
二人は剥き出しの性器を繋ぎ合わせて、身体だけは互いを一つの姿と化している。
彼女は目隠しをした彼の顔を凝視しながら、ゆっくりとその嵌め合わせを実感して居た。
康子(はあぁぁぁ~!!・・ぁっ!・・ふっ!・・んっむぅぅっ!!)
彼女は下唇をキツく噛みながら、思わず上げて仕舞いそうになる喘ぎ声を押し殺し、その微かな痛みと大き過ぎるペニスの存在感に身を震わせている。
康子(なっ、何ぃ~?・・このおっきいの?)
(おまんこのぉ、なっ、なかぁ~・・)
(いっぱいすぎるぅ~~??)
彼のペニスはC2の年齢相当からは標準サイズでは有るが、彼女の膣内スペースが狭かったが為に、その中はみっちりと密着していた。
康子(・・う、うごくぅ~?・・)
(・・こしが、かってにぃ?・・)
「ぐちゅるるぅぅ~・・ずちゅるっ!!」
「にゅずるるぅ~・・ぐちょっ!!」
子宮を突き上げて来る甘い圧力と狭い膣を無理矢理に押し広げられる切なさに、彼女の腰は勝手に上下運動を始めて行く。
康子(・・まさぁき?・・ううんっ・・・ちがう、のぉ・・)
(・・”まちゃ“のぉ、おちん、ちん・・)
(・・すごいよぉ~・・きもち、よすぎぃ・・)
彼女の口元から垂れる涎が、彼の頬をポタポタと打ち付けて行く。
そして過去に聞いた憶えの在る、彼の愛称を思い出した彼女は、親しみを込めてその名を”まちゃ“と心の中で呼ぶ。
正章「えっ!・・まちゃって?・・?」
彼は、思わず彼女が小さく漏らして仕舞った彼の愛称を、その耳で確実に聞き取った。
そして、その言葉で一つの確信を得る。
正章(ちがうっ!!・・口や・・舌、じゃぁない?!!)
(・・・・・)
(・・!!・・コーチの・・)
(・・コーチ、の・・おまん、こ?・・)
唇と舌の感触とは明らかに違う、そのみっちりとした温かい圧力に彼は激しい戸惑いを見せて行く。
正章(せっくす??・・いま、コーチ・・と???)
(・・・そん、な・・まさか?!!・・)
普段の彼女が見せる凛々しい指導者の姿と、時折顔を覗かせるお茶目な可愛らしい姿。
そのどちらもが、生々しい性行為とは結び付かないのである。
彼女は右も左も分からなかった自分を、今在る状態に迄引き上げてくれた。
只でさえ目隠し状態で周囲の状況が良く分からない彼の心境は、極度の混乱に陥っていた。
しかしそんな彼にも分かっている事が一つだけ有る。
それは彼女がソファーに載り上がり、自分の上に跨っている事である。
正章(・・・コーチ、と・・えっち・・してる?・・)
(・・コーチの、おまんこに・・ちんこが?・・)
彼は意味も分からずに彼女との性行為を深く確信すると、そのペニスの勃起度を一気に高めて行った。
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