康子「・・う~ん・・」
「なかなか、大きく成らないわねぇ~?」
彼女は口ではそう言いながらも、心ではウキウキワクワクしていた。
可愛い愛弟子の、否、愛する人の性器を我が手にしているのである。
そしてその大きく成らない状態迄も確かな利用価値が有ったのだ。
康子「うんっ!仕方が無い!!」
「このままじゃ、採取出来ないしねっ!!」
彼女は酔っている彼と自分自身に言い聞かせる様にその言葉を吐くと、破裂しそうな勢いの胸を無理矢理に落ち着かせて、うな垂れたペニスを口に含んで行く。
「あむっ!・・んぐっ・・んんっ!・・ふぅんんっ!」
彼のペニスを咥えた彼女は、口の中で唾液を塗り込めながら優しく舌を転がして行く。
舌全体でペニスの周囲を廻してみたり、丹念にマッサージをしてみたり。
その動きには彼に対する愛が満ち溢れていた。
康子「ふぅ~ん?・・なかなか・・」
「おっきくなんないなぁ~?」
彼女は彼の亀頭のワレメから染み出す微量な液体さえ逃さずに飲み込みながら、ペニスの勃起を辛抱強く待っている。
そんな作業ですら彼女にとっては、悦楽の時間である。
舐めれば舐める程、愛すれば愛する程に更なる愛情が湧いて来る。
彼女と彼は既に師弟の範疇を超えて、女と男の関係に成り果てていた。
そして放って置いては一時間でも半日でも、苦しさを乗り越えてペニスを咥え続けるであろう彼女の姿に、彼が少しづつ覚醒を始めて行く。
正章「・・・あっ、・・あ、あ、・・・」
「・・・・・」
「・・こっ、コー、チ?・・」
「なん、で・・ぼくの、ちんち、んを?・・・」
「・・なめて、る?・・」
彼が正気に戻りつつある事を悟った彼女は、優しく彼に云い諭して行く。
康子「正章くんったら・・眠そうだったんだもん!!」
「・・だ・か・らぁ・・」
「代わりに私が採取してるのよっ!!」
彼女の親しみの在る言葉と笑い顔に彼は反応して、自分の乱れた心をゆっくりと静めて行く。
正章「ゴメンな・・あっ!・・いえ・・」
「すみません!」
「コーチに余計な事をさせて仕舞って・・」
「ぼ、僕が・・自分でしますから・・」
康子「ダメよっ!!」
「元々は私が貴方に無理を言って
頼んだ事だもんっ!!」
「私が責任を取るわ!!」
正章「そ、そんな?・・・」
「僕のそんなとこ・・汚いですから!」
「コーチの迷惑になります!!」
康子「迷惑だなんて・・・」
「水くさいわねっ!」
「貴方はもっと、私に甘えていいのよ?!」
正章「・・あま、える?・・」
康子「そうっ!!」
「もっと私を信頼して!!」
正章「・・しんら、い?・・」
彼は彼女の意味不明な言葉に戸惑いを見せる。
だが、事ここに至っては彼女の言葉を信用するしか無かった。
正章「・・は、い・・」
「分かりました」
「でも・・・・・」
「・・でも、ちょっと、恥ずかしぃです!」
彼女は彼の言葉を聞いて尤もな意見だと頷く。
康子「う~ん?・・・」
「・・・・・」
「・・じゃあ、こうしましょ?・・」
彼女は彼のペニスから口を離して、隣の部屋に跳んで行く。
そして戻って来た彼女の手に在る物は、黒いアイマスクであった。
康子「はい!これ!」
「これを付ければ恥ずかしくは無いでしょ?!」
彼は成る程と思いつつ、何処かに釈然としない思いが残っていた。
しかし、彼女の云う事に逆らえる筈も無い。
彼は黙ってそのマスクを受け取って仕舞う。
康子「いや~ん!!」
「意外と似合ってるかも~?!」
マスクを付けた彼は、只苦笑いをするしか無かった。
そして彼女の言葉を信じるしか道は無かったのである。
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