正章「コーチ・・」
「これ、です・・」
「おねがい、します・・」
彼はぐったりとした風体で彼女の前に現れた。
彼女はそんな彼を見て激励の声を掛ける。
康子「何よ~!」
「しっかりなさい!!」
「練習がキビシイのはいつもの事でしょ?」
正章「あっ?・・いや・・れんしゅう?・・」
「・・はははっ!(苦笑)・・」
彼女は彼の想いや苦労が分からない。
だがしかし、今彼女の手の内に在る検体の温かさだけは確実に伝わって来ていた。
康子(いや~ん!!なに?このあったかい液体!!)
(しかも超大量!!)
(こっ、これが正章の精子なの~?!!)
(みっ、見て見てっ!!)
(まるでゼリーみたいにプルプルしてるの~!!)
(!!あ~んっ!!・・このままゴクゴク
呑んじゃいたいよぉ~!!・・・)
正章「こっ、コーチ?!」
康子(でもでもぉ~・・)
(こ~んな濃ゆ~い精液をいきなり飲んじゃったら・・)
(喉がゲホゲホぉ~ってなっちゃうかも~!!)
(そっ、そうよ!康子・・しっかりして!!)
(これは飲む物じゃ無いの!)
(これはね・・赤ちゃんを作るものな・・・)
彼女はそこまで妄想を拡げた処で、彼と目がバッタリと合って仕舞う。
正章「コーチ?・・」
「あのう・・・」
「どうかされたんですか?」
康子(???!!!)
「う、ううんっ!!」
彼女は軽く咳払いをして、崩れた姿勢をキリッと元に戻して行く。
正章「・・コー、チ?・・」
康子「な、なに?・・」
「別に、何でもないわよ!」
「それよか、私、急用が出来たので
協会に行くのはこの次でいいわよね?」
正章「えっ?・・あっ・・は、い・・」
「分かりました!」
彼は納得の出来ない自分を押し殺して、彼女の命を素直に聞いて行く。
正章「・・では・・失礼します・・」
そして、とぼとぼと歩き出す彼であった。
そんな彼を他所に、彼女の心は天に迄昇る勢いで盛り上がって行く。
今、彼女の手の中に在るモノは、女性を妊娠させる能力に充分足り得る貴重な液体なのである。
康子「正章の・・・せいえき・・・」
「・・これさえ、あれば・・」
彼女は車を走らせて自宅の在るマンションへと急ぐ。
彼女の自宅マンションは分譲で、既にローンの支払いも終わっている。
七階建て最上階角に在るその部屋は見晴らしが良く、立地条件も最高であった。
康子「急いで急いで!!」
彼女は駐車場に車を止めると、一目散に自宅を目指す。
その彼女の手には、大事そうに彼の精液が入った容器が抱えられていた。
康子「まだ、温かい!」
「多分、彼の精子・・」
「生きたまま、よね?・・」
容器の中でプルプルと震える彼の精液は新鮮なままである。
更にその中で泳ぐ精子たちは元気一杯な姿を見せている。
彼らは意外と長生きであった。
そして彼女は自宅へと辿り着く。
辿り着くや否や、彼女は持っていたカバンを放り出して、洗面所で手を綺麗に洗う。
康子「早く早くっ!!」
彼女はグレーのスカートを持つスーツ姿のままソファーにドスンと腰を降ろす。
そして大事そうに精液の入った容器をテーブルの上にそっと置いて行く。
康子「正章・・・」
彼女は彼の名を呼んだ後、徐にその容器を手に取った。
そしてその容器を頬に寄せて、暖か味を味わって行く。
康子「正章ぃ・・あったか~い!!」
充分にその暖かさを味わった彼女は、満を持して自らのショーツを、するすると下ろして行く。
ソファーに座ったままの彼女は更に大きく脚を開いて、既にくちゅくちゅに濡れた雌のフェロモンを醸し出すおまんこを曝け出す。
康子「正章の・・精子・・」
彼女は指を、ちゅるんと舐めると、その指をゆっくりとおまんこのワレメに沿わせて、くちょっと膣に沈み込ませて行った。
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