澪「私・・って所詮・・」
「可愛げの無い、つまらない女・・」
「なのかな?」
知性の象徴でもあるメガネを外した彼女は飽くまでも無表情に、淡々とした様子で投げやりな言葉を吐いて行く。
そんな彼女は手入れの行き届いた髪を長く下迄降ろして、身体には黒のブラとショーツ、そして膝上までのストッキングのみを身に着けて、その上からバスローブを羽織っていた。
典史「つまらないって・・」
「そんな・・」
彼がどんな言葉を使おうが、最早彼女の心には響かない。
澪「でも・・・」
「そんな私でも
身体には自信が有るの!!」
典史「身体・・って?」
澪「男の人なら・・誰だって・・」
「私のバージン・・欲しいでしょ?」
典史「・・花、村?・・・」
澪「この身体の・・私の膣に在るたった一度きりの
処女を・・貴方のペニスで破らせてあげる」
典史「!!・・・」
澪「そのまま射精して・・膣の奥に精液をいっぱい
出しても構わないのよ!!」
「でも、妊娠は出来ないけどね!」
彼女はワザと投げやりな言葉を使い、擦れた態度を取って行く。
そうする事に依って、自らのプライドと心のバランスを取って居た。
愛しい人に寄り添う事は出来ずとも、自らの純潔を捧げる事に依って心と身体のけじめを付けて仕舞う。
彼女は、そんな屈折した想いを敢えて愛しい彼へとぶつけて行く。
澪「どうぞ!」
「私の部屋はこっち・・」
彼女は彼に背を向けて、さっさと歩き出して行く。
すると彼はソファーに接着して仕舞ったかの様に、そのままの体勢で固まっていた。
澪「・・・・・」
「どうしたの?」
「私と・・SEXしたくないの?」
典史「君は・・・」
「何で、そんな・・」
「まるで自暴自棄じゃ?」
煮え切らない態度を取る彼に業を煮やした彼女は、自らが動く事を即座に決断する。
澪「じゃあ、私から・・」
「良いですよね?」
彼女は、そう言いながら踵(きびす)を返して行く。
そして彼の前のテーブルをずらして、その間に入り込みズボンのベルトをシュルシュルと外して行く。
典史「な、なっ!、何をするの?」
澪「こうするんです!!」
彼女はズボンのチャックを開くと、その下に履いているボクサーパンツごとズルズルと引き下ろす。
典史「やっ、止めて!」
「花村!!・・聞こえてる?!」
彼は言葉の勢いの割には抵抗をしない。
いや、余りの衝撃的な出来事に身体がすくんで仕舞っているのかもしれない。
彼は只々、彼女の成すが儘の状態であった。
澪「これが!!・・・」
「・・・・・」
「・・男の人の・・おちんちん・・」
彼女の目前に現れたモノは先端にカリの有る亀頭を持ち、余った皮で覆われた肉の棒であった。
そして、その棒は未だ萎れて、テロンっと下を向いている。
彼女は、その様子を見て只直感のみで行動を起こして行く。
典史「はあぁっ!!ぅうっ!!」
「はなむ、らぁ!!・・・」
「なっ!・・なに、を?・・ぅあぁっ!!」
彼が己の股間に目を遣ると、そこにはうずくまって股の間に顔を埋める彼女の姿が見える。
そして、その股間からは這いずる様な柔らかい生き物が温かくうごめく感触として伝わって来る。
彼は、うごめく生き物の正体と、その持ち主が彼女だと改めて認識すると、信じられない程の快感が一気に脳天を突き抜けて行く。
更に異性の口と唇から人生で初めてのもてなしを受けた彼のペニスは、その形と大きさを瞬時に変えて仕舞う。
澪「んっ? ふっ、むぅんんっ?!!」
「・・・!!」
「・・ゲホッ!! ゴホッゴホッ!! ゴホッ!」
「ゴホッ!・・んんっ!!」
彼女は突然大きくなった彼のペニスで喉を思いっ切り突かれて、思わず連続して咳き込んで仕舞う。
典史「花村っ!! だっ、大丈夫かっ?!!」
彼女は目を真っ赤に腫らして涙を零し、涎を口元から垂らしながら彼に向かって気丈にも応えて行く。
澪「ゲホッ!ぐふっ!・・は、い・・」
「・・だいじょう、ぶ・・ゴホッ!・・ですぅ・・」
「いきなり、だった・・うっ、うんっ!・・」
「・・ものです、から・・」
そんな顔をグシャグシャにしてさえもクールな装いを保とうとする彼女を見て、彼は急激に己の心をキツく締め付けて行った。
典史「はなむ、ら・・・みお・・・」
澪「気にしないで・・ぅっ! ケホッ!・・」
「・・くださ、い・・」
彼のペニスは既に最大の角度で天を仰いで、その先端の亀頭からはジュクジュクとカウパー液を滴らせていた。
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