身長153CMの雫と175の彼では、お互いの顔の位置が全く違う。
彼は屈んで彼女を求め、彼女はそれを背伸びして応えて行く。
二人は初めて知る異性の匂いと感触で、徐々に固く閉じていた自らの理性と云う壁を壊し崩して行く。
典史「相は・ら・・・し、しず・・」
「・・しず、く!・・」
彼は思い切って彼女の名前を呼んでみる。
雫「!!!」
「・・・・・」
「のりふみ、さん?・・」
彼が自分の名を呼び捨ててくれた。
彼女は彼が、一つ小さな壁を乗り越えてくれた事が只単純に嬉しかった。
その言葉に応えて、彼女も彼の名を呼んで行く。
すると彼がいきなり、とんでもない事を云い始める。
典史「あの、あのさ・・」
「何時、人が来るか分かんないから・・」
雫「・・うん?・・」
典史「直ぐに・・入れちゃってもイイかな?」
澪「えっ?!!もう・・・入れちゃう、の?・・」
通常であれば、これ程女性を馬鹿にした言葉は無い。
しかし本音を云えば性体験を経験した事の無い彼は、女性をどの様に扱っていいものかが全く分からない。
従って彼女へは、そう云うしか手は無いのである。
ではあるが彼女は、その提案を快く受け容れてくれた。
雫「いいよ!・・貴方に任せる」
実際問題、他人に目撃されては困る事では有るし、彼女自身も出来るだけ早く彼の存在を身体の中で直に確認したかったのだ。
彼女は彼に次の指示を仰いで行く。
雫「のりふみ、さん?・・この後、どうすればいいの?」
典史「君はじっとして居てくれれば、イイから!」
「全部、僕に任せて!!」
雫「うん!分かった!」
彼女は目を瞑って彼に身体の全てを任せて行く。
彼は目を閉じて不安そうな彼女の唇を優しく、チュッっと奪って身体を反転させて行く。
そして置いてあったテーブルに両手を付かせて腰を上に持ち上げる。
典史「雫・・・」
「凄っく可愛い、よ!」
雫「・・あ、ありがと・・」
いつも人を子馬鹿にした様な態度を取る彼女が、小刻みに身体を震わせていじらしく必死になってこの緊張に耐えている。
彼はその姿を見ただけで彼女の事が心から愛おしくなり、その全てを我が物にしたいと願う。
彼は腫物に触る様に彼女のトレーニングパンツを下ろして行く。
すると何と云う事か、件の白い競泳水着が現れる。
彼女は気を利かせて、あの告白時のスタイルに衣装を変えていたのだ。
その小さくて形の良い、そして何よりも可愛い彼女のお尻が露わに成る。
彼は口の中に溜まっていた唾を、ゴクンっと飲み込むと彼女に向かって問い掛けて行く。
典史「雫?あのね、え~と・・」
「そのね・・水着・・切っちゃってもイイかな?」
ピッタリとした競泳水着では、股間の部分を横にずらす事が困難であった。
彼は苦肉の策として彼女に提案した。
※元投稿はこちら >>