ビルマ戦線での事。
日本軍退却の際に、家族3人と慰安婦10人を抱えた日本人商人が、食人の風習を持つ部族の支配する地域からの脱出の機会を失い取り残されていた。
昨日まで取引相手だった部族の長から、「祭礼の際に神に捧げる人間を一人だけ差し出すように。そうすれば残った者は安全に退去させる。」と要求があった。
商人は妻と12歳の長女、まだ2歳の長男だけは何としても無事に日本に帰したかった。
当然「抱えている慰安婦達の誰かを犠牲にするしかない。」と考えて、慰安婦達にその事を告げた。
商人は普段は慰安婦達を親身に世話をし、慰安婦達も彼を信頼し頼っていた。
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