楓とは何もしてないが、俺はいたたまれない気持ちで泉が待つ家に帰った。「ただいま」と言って家に入った。(あれ?泉が出て来ないな?)と思いながら居間へと行くと、泉はコタツに座りながら眠っていた。(起きてたのかな?)と思い、俺は泉を起こさない様にして部屋に入り着替えた。また居間に戻り泉の背中に膝掛けの毛布を掛けた。泉はそれに気付き起きた。少しぼ~っとした後「あっ!?カズ君…おかえり」と言った。「ずっと起きてたのか?」「3時頃まで起きてたけど、カズ君帰って来ないから少し寝て、6時頃トイレに起きてそれでそのままココで…」「ゴメンな…飲み過ぎて帰れなかった」「どこで寝たの?」と聞かれ俺は正直に答えた。「その楓さんとしたの?」「いやっしてないよ」「ホント?だってカズ君酔ってたんでしょ?」「うん酔ってたよ…だから帰る前にしたかどうか聞いたんだ」と帰る前のやり取りを話した。しかし泉は半々て感じだった。俺はどうしたら信じてもらえるか必死に考え、一つの答えにたどり着いた。
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