俺は一応パンツは履いていた。ベッドに座り夕べの事を思い出していた。(確か…俺悪酔いして…立てなくなって…え~とそれから…楓ちゃんが介抱してくれて…何とかタクシーに乗ったんだよな?…それからタクシーの中で…楓ちゃんが何か言ってた様な…う~んヤバい…記憶が…そうだそれからココに着いてトイレで吐いたんだっ…えっとそれから…)と思い出していると後ろから「先輩…おはようございます」と言って楓が起きた。俺は振り向いた。楓はパンツだけだった。俺は「うわっ!?」と驚き視線を逸らした。「お、おはよう…昨日はゴメンね…迷惑掛けて」と言うと「迷惑じゃないですよ」と言ってベッドを降りた。俺は背後に気配を感じながら服を探した。服を拾って着ながらまた思い出していた。(それから水を貰ったんだよな?…で、落ち着いたら楓が何か言ってたんだよな?…それから確か自分で脱いだんだっ…それでベッドに入って)と全てを思い出した。「先輩…大丈夫ですか?」と言った。俺は「頭痛いけど大丈夫だよ」と言った。
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