まどかの精一杯の告白だった。
『先生の事を見たりね・・考えたりすると・・胸と・・お腹がね?痛くなるの』
『痛いって・・鹿目さん大丈夫?』
『ゴメン・・原因は俺だよね・・』
『今・・先生、俺って・・言ったぁ』
言葉遣いの変化をわたしがもたらしたものだと思うとまどかは少し嬉しくなった。
『うん、普段生徒の前だと「僕」なんだけれどね、普段の一人称は「俺」なんだよ』
『生徒の前で「俺」って言ったのは初めてかな』
『先生の初めてわたしがもらっちゃった』
照れながらもおどけてみせるまどかに先生は続けて言う。
『鹿目さん、お腹の痛い原因は子宮にあってね』
『鹿目さんの子宮が俺の陰茎を欲しがっちゃってるんだと思う』
『うん・・たぶんそうなんじゃないかな?って』
『思ってた』
『先生・・治して・・?』
こんなかわいい女の子が自分に好意を寄せてくれている。
しかも自分自身を捧げる気持ちになってくれている。
相談室の椅子は生徒側は3人がけのソファになっている。
正面の1人がけのソファから先生は立ち上がるとまどかの隣に座りなおす。
立ち上がった時に先生のズボンの前が大きく張り出しているのを見てまどかは恥ずかしく思っ
たが、少し嬉しくも思った。
『俺もね、相談に乗るようになって鹿目さんと話す様になって』
『鹿目さんと話すのが楽しみになっていたんだ』
『こんなかわいい女の子が自分の彼女だったらいいのになって』
先生の告白を聞きながらまどかは胸を躍らせる。
『もし悪魔と契約して魂が地獄に落とされたとしても』
『鹿目さんと付き合えるならそれでもいいかなってね』
『先生の彼女にしてくれるの?』
『俺は彼女相手じゃないと性交なんてしないし、したいとも思わないよ』
『ね、まどか』
まどかが先生の彼女として両想いになった瞬間だった。
『はい!』
『今日・・する・・の?』
『まどかのお腹の痛いのは俺のを入れないと治まらないからね』
『痛くしたらぶん殴っちゃいます!』
『俺だって大好きなまどかを痛くしたいだなんて思わないから』
そう言うと先生はまどかを抱き締め、桃色の髪を撫でながら唇を重ねた。
チュッ・・はむっ・・ペロッ先生はまどかの唇を自身の唇で軽く咥えたり舌先でくすぐるよう
にしてくる。
『んっ・・はぁ・・っ』
ゾクゾクとした電気の様な感覚が唇から背中を通って下腹部を刺激する。
まどかが吐息をつくと先生はその隙を突いて舌先を口腔内に侵入させた。
まどかの後頭部を左の大きな手で支えながら貪る様にまどかの中へ侵食してくる。
時には吸い付く様に時には絡め取ろうとする様に。
侵入してきた舌先がまどかの舌を求めているのだと気付き、まどかも先生の舌を舌先で突く様
にした。
にゅる・・にゅるる・・ッお互いに絡め合うようにするとより一層ゾクゾクとした感覚が増す。
気がつくとまどか自身も先生へ抱きつきしがみ付いていた。
「これがそうなんだ・・自然と体がくっつきたがってる!」とまどかは思う。
一旦唇を離して先生が言う。
『ね、分かる?こうしていると呼吸も揃って来るんだよ』
『うん・・わかるよ・・』
キスをしながらの呼吸も共同作業なんだなぁとまどかは実感していた。
先生の右手が制服の上からまどかの胸に触れる。
最初は指先で、やがて包み込む様に。
『恥ずかしい・・あまり大きくないから・・』
『大きさとか関係ないよ?大好きな彼女の体だし』
『でもぉ・・』
『嫌いなパーツなんて無いし、すべてが好きだよ』
『愛おしいって言葉ってなんだかこういう気持ちなんだなって実感する』
先生から告げられる好きという言葉が素直に嬉しい。
『うん・・私もだよ』
先生の右手は制服の左ファスナーを上げるとまどかは上着を脱がせやすいようにバンザイの
姿勢を取る。
『ふふっ!共同作業だね』
と先生は笑う。
『私もそう思ってた』
と、まどかも返す。
先生がしたい事を汲んであげたいし、わたしがして欲しい事も先生から受け取りたいとまどか
は願った。
この頃にはドキドキはしっ放しだったけれども緊張もほぐれて普通に話せる様になっていた
まどかだったが
大きなリボンを解いてブラウスも脱がされると上半身はブラジャーだけになる。
流石に恥ずかしくなって先生を見つめると、察してくれたのか壁のスイッチを操作すると部屋
を暗くしてくれた。
相談席に残されたデスクライトだけが2人だけの空間を照らし出している。
先生は隣に座り直すとまたまどかを抱き締める。
『スイッチ切るのに離れただけなのに離れているのがすごく嫌だったよ』
『うん・・離さないでね?』
まどかは心の底から離さないで欲しいと思った。
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