一度目の射精を終えるとそのままベッドで眠りにつく男。
フラフラとした意識の中でそれを見つめる莉乃…。
男は目を覚ますとあたりは真っ暗になっていた。二時間ほどねむってしまっていただろうか、日の落ちるのがはやくなったと感じた。
「おはょう莉乃ちゃん…」
冗談混じりで言いながら電気をつける。
電気に照らされ椅子だけが現れる。だらしなく床にたれる紐。
莉乃はいなくなった。
脱がせた服もちゃんとある。莉乃は裸のままここから逃げ出したのだ。
莉乃ちゃん…
しばらく何もない椅子をみつめる男…
「…そっか…」
「バイバイ…莉乃ちゃん…」
終わり
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