『イケる…か?』
俺は沙弥を抱き抱えたまま、少しずつ前に押し、6枚畳のベッドの方へ誘導した。
そして、沙弥の踵がベッドに触れると、左手で腰の後を抱いたままそこに座らせ、自分も右手と右膝を畳の上に着いて、覆い被さるように仰向けに寝かせた。
沙弥はもう抵抗しなかった。
互いの胸と胸、性器と性器がほぼ密着している状況なので、沙弥に気取られないようにチンポを取り出し、挿入の体制に移ることもできた。
だが万一、挿れる前に沙弥がそれを見たら、またパニックを起こして暴れるかもしれない。
『もう少しこの体制に馴らした方がいいな…』
そう考えた俺は、前から気になっていたことを確認することにした。
沙弥の胸は、どの程度膨らんでいるか?
俺が小学生だった頃までは、村の他の子供達と一緒に、沙弥ともよく遊んだ。夏などは無邪気に小川で水遊びし、肌が透けるほどびしょ濡れになったこともあったが、その頃沙弥の胸は他の男児とほとんど変わりなかった。
だが沙弥の4年生の夏ぐらいから、彼女はそうした遊びに混ざらないようになった。
俺が不審に思っていると、年上の男子生徒が自分の両胸に手で乳房の形を作って見せて
「これだよ、これ。女子はたいてい4年か5年くらいから、な。」
と教えてくれた。
その時から俺は、沙弥を脱がせて膨らみ始めたというおっぱいを眺め、愛撫する場面を何度となく妄想した。
俺は上体だけを沙弥から離し、彼女の半袖の体操着の裾を指で摘まんだ。
沙弥は慌てて裾を押さえて脱がされまいとしたが、俺が両手首を掴んでそこから引き離すと素直にそれに従い、それ以上は抵抗せず、恥ずかしそうに顔を背けた。
肌着と一緒に首元まで捲り上げた。
もしかして、立っている時や、四つん這いの姿勢なら、釣鐘型になっていたのかも知れない。
だが仰向けのため、わずかな膨らみが周囲に流れてしまい、ただ乳首の周囲の狭い範囲だけが、蜂に刺されたようにプクッと膨らんで見えた。
乳房とも言えない出来損ないのような膨らみだったが、俺はそれを、可愛いと感じた。
そっと唇を寄せ、舌を出してペロンと嘗め上げると、沙弥は途端に苦痛に顔を歪めた。
「痛いのか?」
沙弥はコクンと頷いた。
「そうか。優しくしてやるからな」
沙弥はそれには答えず、ただ顔を赤くした。
口を大きく開き、舌の真ん中を乳首の先端に押し付けるようにして、そこから嘗め上げず、揺らすように少しずつ転がすと、最初フニフニだった乳首が次第に豆になり、唇の間に挟める程になった。
すると不思議なことに、最初以上に強い刺激を与えても痛がらず、聞き取れないような小さな声で
「ん…んっ…」
と甘い声を漏らし始めた。
更に俺が、右手を股間に伸ばし、さっきクチュクチュと音を立てた膣口付近を、今度は前から弄ってやると、
「あっ…あんっ…んんっ…」
喘ぎながら全身をくねらせ始めた。
『すげえ… これが女の発情か… こんな子供の身体なのに…』
膣口から溢れだした液が尻穴までびしょ濡れにし、畳の上の毛布に染みを作った。
俺はほとんど本能的に、ジャージとトランクスを下ろして痛いほど固くなったチンポを取り出し、沙弥の左膝を抱え上げて、腰を突き出した。
女の膣に挿れるのはまだ2回目だったのに、それは信じられないほど的確に沙弥の入り口を捉え、最初のひと突きで半分ほどが埋まった。
と同時に沙弥は、声も上げずに大きくのけ反った。
あまりの痛さに声も出なかったらしい。
「沙弥、入ったぞ!」
「…い、いだいぃ… 抜いてぇ…」
沙弥は顎を大きく上げたまま、やっと、という感じでそれだけ言った。
『やっぱりまだ早すぎたか?』
だが、食いちぎられるかと思うほど激しく締め付ける膣から、射精もしないで抜き取るなど、とてもできそうになかった。
「沙弥、お前はもう、処女じゃないんだぞ。」
沙弥は苦痛に歪んだ顔を持ち上げて、俺を見た。
「ここで止めてもいいけど、いいのか?俺にここまで挿れられたのに、初体験は他の男とするのか?今日が初めてですって言って?」
すると、しばらく俺の目を見つめていたが、やがて諦めたように
「早く終わらせて」
と呟いた。
「分かった。早くするために、動くぞ。痛くても我慢だぞ!」
俺は沙弥の返事も聞かずに、激しくピストンを始めた。
俺が動き始めると、沙弥は毛布をギュッとつかみ、歯を食い縛って苦痛に耐えた。
2、3回突撃すると、奥まで入ったので、あとはフルピストン。途端に激しい射精感が込み上げてきた。
『沙弥の膣内で出すわけにはいかない…もし孕ませたら大変なことに… よし、あと5回動いたら抜く!1、2、3、4、5!』
俺が思い切って引き抜くと同時に、チンポは仰角45度で力強く射出し、それは一部が沙弥の顔に、残りの大半が沙弥の頭を飛び越え、毛布の上に飛び散った。
射精が終わり、俺が脚の間からどいても、沙弥は動けず、顔を横にそらし、目をつむったままだった。
仕方ないので俺は、ティッシュで自分のチンポをぬぐったあと、沙弥の顔に付いた精液と、血と液まみれになった股間を拭き取ってやった。
それでも動かないので、今度はタオルを水で濡らし、顔をキレイにしてやったあと、大きく脚を開かせて、ワレメの中まで拭き取った。
まるでオムツを換えてもらう赤ん坊みたいだったが、嫌がりもせず、されるがままだった。
それから、脱がしたパンツとハーパンを拾ってきてやると、それを受け取り、のろのろと履き終わると
「もう帰っていい?」
と聞いた。
「ああ」
俺が答えると、沙弥はけだるそうに立ち上がり、そのまま蔵を出て行った。
沙弥の初めての男になったことで、俺はなんとなく、沙弥を自分のオンナにしたような気になっていた。
彼女とかいうのではないが、ヤリたくなった時、いつでもヤれる都合のいい女。しかしそうして何度も身体を重ね合う先には、恋愛関係にもなれるかも…そんな甘い幻想も抱いていた。
ところが…
ヤリたい盛りの14才。一度セックスを覚え、相手もいるとなれば、毎日でもヤリたい。だが、住職が出掛ける日以外は、相変わらず寺の掃除や法事の手伝いがあり、沙弥を抱く暇などなく、結局俺は、次に住職が寺を明ける日まで10日も待たなければならなかった。
10日後、また早引きをして門の前で待ち構えると、沙弥が向こうから歩いてきたが、俺を見つけるとハッとしたように立ち止まり、うつむいた。
待っていてもそのまま立ち止まったままだったので、俺は自分からツカツカと近づいて行き、沙弥の手首をつかみ、蔵へと引っ張って行った。
沙弥は抵抗もせず、黙って着いてきた。
蔵に入るとすぐに、6枚畳のベッドに寝かせた。
「どっちからしてほしい?」
「えっ?」
「どっちから嘗める?胸か、アソコか。」
すると沙弥はそれには答えず、顔を赤らめて横を向いた。
『なんだ?まだ気恥ずかしさがあるのかな。なら逆に、思い切り恥ずかしい格好で感じさせてやれば…』
俺は沙弥のハーパンとパンツを脱がせて足首から抜き取り、脚をM字に大きく開かせた。
せっかく10日前、散々に嘗めてほぐし、チンポで押し広げたワレメは、すっかり元に戻り、処女だった時と同じようにピッタリ閉じて1本のスジになっていた。
俺はそれを指で開かせ、中の構造を確認するようにゆっくりと弄った。
「見ないでぇ~」
沙弥はか細い声で抗議したが、抵抗はしなかった。
初めての時、沙弥の性感のスイッチを入れた、ワレメ上端の豆。この時はまだ膨らんでいなかったが、よく観るとその原形のような、かすかな突起がある。
俺がゆっくりと口を付けて、その突起を中心に嘗め始めると
「んっ!」
と小さな声を上げ、軽く腰を持ち上げた。
手を離すとすぐにスジに戻ろうとするワレメを指で広げながら、じっくりと嘗め続けると、瞬く間に大量の愛液が溢れ出し、俺の口の周りをびしょびしょにした。
急速に発情して行く沙弥に釣られるように、俺のチンポもトランクスの中で痛いほど巨大化し、暴発しそうだった。
本当はその日も、あの可愛いおっぱいを嘗めて勃起させ、感じさせてやりたかった。しかしチンポはもう、限界まで来ていたし、おっぱいはまたいつでも味わえるという油断もあったので、沙弥の細い太ももを抱え上げて挿入の体制に入った。
外観は処女だった時と同じように見えたが、挿入してみると明らかに違う。締め付けはあい変わらず強烈だったが、ゆっくり、スムーズに奥まで届いた。
挿れる時、沙弥は少しだけ苦痛の表情を浮かべた。
「まだ痛いか?」
「ん…」
「そうか、じゃあ、ゆっくり動くからな。」
前回と違い、多少余裕が出てきていた俺は、言葉通り沙弥の膣を味わうように、ゆっくりピストンを始めた。
すると沙弥は、はじめは苦しそうな表情だったが、次第にうっとりした顔になり、微かだが
「んっ… んっ… ぁっ…」
と喘ぎ始めた。
『沙弥も喜んでくれてる。良かった…』
そんなことを感じながら、俺は次第に動きを早めて行き、射精のタイミングの直前に引き抜いて根元を持ち、沙弥の白いお腹に向かって勢いよく発射した。
丁度のタイミングで気持ちよく外に出すことができ、沙弥も喜ばせることができた、と俺が満足感に浸っていた時。
沙弥がふいに
「お願い。もうこれっきりにしてください」
と呟いた。
この一言に俺は衝撃を受けた。
『まさか…そんな…』
「なんでだよ?お前だって今日は、気持ち良さそうだったじゃねえか?」
俺が責めるように言うと
「そうなんだけど、嫌なの、すごく。セックスも、気持ちよくなっちゃうこの身体も、自分も…」
涙声で訴えた。
俺が絶句していると沙弥は、俺に許す気がないのだと思ったらしく、6枚畳の上に正座して頭を畳にこすり付けた。
「お願いします!もうこれっきりで…お願いします!お願いします…」
裸の尻のまま、何度も言い続ける沙弥に俺は堪らなくなり
「……分かった。そんなに嫌なら止めてやるよ。もうこれっきりだ。」
そう言ってやった。
沙弥は
「ありがとうございます!」
と言ってもう一度頭を畳にこすり付けた。
礼を言われる筋合いではなかったのだが…
沙弥は自分で身繕いをすると、蔵を出て行く前にもう一度、俺に向かって深々と頭を下げた。
これで俺の性奴隷から解放されるのが、よほど嬉しかったのだろう。
だが俺の方は、沙弥との関係が続くと思い込んでいただけに、完全にフラレ気分で、ひどくムシャクシャした。
沙弥にフラれ、プライドを傷つけられたと同時に、性欲を発散する相手も失った。
そんな俺の欲望の矛先は、最後にして最大の難敵、同級生の舞に向かうことになる。
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