俺は冷静だった。女の子の両手足を縛り背中でロープを結んだ。女の子は逆海老反りの格好になった。それからギャグボールをくわえさせ、タオルで口を縛った。念の為に最後にもう一度スタンガンを当てた。ビクっと跳ねた。俺は運転席に戻り車を出した。その街を離れると実感が湧いてきた。罪悪感と達成感が入り乱れ何とも言えなかった。高速に乗って途中のSAに停まった。女の子はまだ気絶したままだった。また走り出すと女の子は気がついた。「ん~っん~っ」と唸った。暫くそのまま走り続けて何個目かのSAで停まり、俺は女の子に残酷な言葉を言った。「君は誘拐されたんだよ…大人しくしてないとどうなるか解るよね?」と。女の子は目を見開き俺を見た。何とか逃げ出そうともがいた。だがどうにも出来るはずがなかった。「あんまり暴れると痛い事するよ?分かった?」と言ってスタンガンをバチっバチっとさせると女の子は大人しくなった。そしてまた走り始めた。ようやく家に戻った。女の子を海老反りから解いて担ぎ、家の中に入り地下室に連れて行きソファーに降ろした。
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