最高学年になったりなを海に連れて行くことになった。
パラソルを借りて日陰を作りシャツを脱いだりなは、大胆にもピンクと白のビキニ姿になる。
「おっと!随分思い切ったね」
「ん?へへっ、似合う?初めてのビキニぃ~可愛いでしょ?」
「うん、ヒラヒラがかわいいビキニだね」
「ちがうぅ~っ、りなっ!」
「ははっ、かわいいよ。大人っぽく見える」
「いぇ~い。あ、これ塗って、ママが日焼けしないようにって」
渡された日焼け止めを背中に塗ってやる。
ネックホルダー?の首筋から細い肩、背中の布を持ち上げて横乳そばまでと丁寧に塗り、その肌触りを楽しめた。
幸い海水温が高い日で、浮輪にはまったりなを引いたり波に乗せたりとしばらく遊べる。
人が増えてきた頃、一度浜に戻り休憩する。
ママが作ってくれたサンドで軽く腹を満たすと、りなは一人で海に向かった。
「こんにちは、可愛い娘さんですね」
と、隣に座った三人連れの女性が声を掛けてきた。
「あ、ども。隣の子なんですよ」
「中学生ですか?」
「まだS6ですよ」
「エーッ!やだぁ、負けてるぅ」
その声に二人が寄ってきた。
「エー、モデルさんみたい」
「うん、ゆかりんは確かに負けてるね」
大学生だという三人は充分スタイルも良くて美形だが、同年代だったらりなが上かもしれない。
「いやいや、まだ子どもですよ。皆のほうが素敵ですから」
と軽口をたたいていると、
「あっ、ナンパされてる」
とクール美人が指差した。
見ると浮輪で浮くりなを若い男が数人囲んでいる。
急いで駆け寄り
「うちの娘に何か?」
と言うと高校生らしい彼等は離れて行った。
泣きそうな顔のりなを連れて戻ると大学生がりなをなだめてくれた。
「気をつけてね、美人さんだから」
「ついてっちゃダメよ」
「いやん、本当に可愛い」
初めは緊張していたりなは、いつの間にか笑顔を見せ彼女たちとビーチボールで遊び出す。
御礼に海の家でお昼をご馳走しゆっくり過ごした。
帰り道のりなは、珍しい大人の女性との触れ合いは新鮮だったらしく、彼女たちの話題を繰り返す。
部屋であらためてシャワーを浴びる時、久し振りに一緒に入った。
「お姉さんたちキレイだったよね。胸もおっきかった」
「そだね、りなもあんな美人にならなきゃね?」
「なれるかなぁ?まだ小さいよ」
と自分の胸をムニュッと揉んでこちらを見上げる。
その瞬間、下半身に血流が集まり一気に硬直した。
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