次の日の朝、朝の仕事を終え俺が朝食の支度をしていると、ひなたが起きて来て「おはようございます」と言った。俺も挨拶をして忙しくしていると「手伝います」と言って、手伝い始めた。手際は余り良くなかったが包丁は使えるみたいだった。朝食が出来るとひなたは沙希を起こしに行った。沙希は寝ぼけ眼で起きて来て寝癖が凄かった。ご飯を食べながら「これから直売所に荷物卸しに行くから2人は待ってる?」と聞くと「手伝います」と言った。2人が積み込みを手伝ってくれた。3人で軽トラに乗り込み直売所に行った。直売所で「おう加藤君っ」と声を掛けられた。直売所の所長だった。「あれっ!?この子達は?」と聞かれ「あっ従姉妹の子供です」と言い「夏休みで家に遊びに来てるんです」と言ったら「可愛い子達だねぇ」と言った。ひなた達は自己紹介をした。所長は「よろしくね」と言った。別段怪しまれる事なく済んだ。荷物を指定の所に置き事務所に行き、前日の売り上げ金を受け取り、空になった籠をまた軽トラに積んだ。
※元投稿はこちら >>