「ん~っ」とOLが唸った。俺はこれ以上ヤツらの暴挙を、許すワケにはいかないな…と思い深く呼吸をしてから入り口に行った。俺は安全ヘルメットを被り、口にタオルを巻き大昔にあった、学生運動みたいな格好をした。手には木刀を持ち包帯を巻いた。勢いよくドアを蹴って開けた。中に居た全員が振り向いた。すると「何だテメェ」と叫んで1人が襲いかかって来た。俺は躊躇なく木刀をソイツの腹を目掛けて振り抜いた。「うぐっ!?」と言ってソイツは倒れた。「この野郎っ」とか「やんのかぁ」とかソイツらは言ったが、いきなりの襲撃にビビっていたのが、手に取る様に解った。男達はその辺にあった鉄パイプや木材を手にして構えた。だがその構え方が素人の構え方だった。「このっ」とまた1人が襲って来た。俺はヒョイっと交わすと男は鉄パイプの勢いに負け、バランスを失いよろめいた。俺はすぐに向きを変えソイツの背中を叩いた。「ぐあっ!!」と言って痛さに悶え地面に転がった。次は2人同時に来た。
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