やはりひなたは悪夢が蘇り夜中に叫んだ。俺はひなたを抱き締め「大丈夫…大丈夫だから…」と言って落ち着かせた。ひなたはまた「ゴメンナサイ…」と謝った。俺の復讐心は強くなっていった。その後もひなたは何度かうなされた。俺はその度にひなたを抱き締めた。沙希も下に降りて来てひなたを一緒に抱き締め慰めてくれた。…次の日俺は約束の時間に交番に行った。「ちょっと調べて貰いたいんだけど」「またかよっ今度は何?」と親友は言った。「車の所有者を知りたいんだ」「何で?」と聞かれた。俺はワケを話した。「それは俺達の仕事だぞ?」と言ったが俺はそれを聞かなかった。「昌っお前昔に戻る気か?」と言った。俺は昔、地元の族相手に大立ち回りをした事があった。俺と警官の親友と地元を離れたもう1人の親友で、族20人を相手にして勝った経歴がある。その時の喧嘩の原因もやはり女だった。その女は地元を離れた親友の奥さんになっている。親友は俺が本気だと分かり調べてくれた。すぐに見つかった。
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