ひなたが「あっ…そうだっ」と言った。「どうしたの?」「着替え…小屋に置いてある」と言った。「じゃあ取りに行こう」と言って、俺は懐中電灯を持ち3人で小屋へと行った。古いトタン張りの小屋。中には水門を開けるハンドルだけがあった。その近くに畑から盗んだと見られる、野菜の葉っぱやヘタが落ちていた。スイカの皮まであった。「スイカまでっ」と言うと「ゴメンナサイ」と謝った。俺はまぁいいやと思い「スイカ美味しかった?」と聞くと「はい…甘かったです」と言った。「でももう盗ったらダメだよ」と言うと再び謝った。家に戻ると2人は風呂に入った。俺は簡単な物を作った。少しして2人は出てくるとテーブルに並んだ料理を見て「わっ…美味しそう」と言った。「ほらっ食べな」と言うと2人は食べ始めた。食べながら「これからどうする?」と聞いた。ひなたは黙った。俺は「この家、俺しか居ないから暫く居ても構わないよ?」と言うと「本当にいいんですか?」と言った。俺は「住む変わりに条件があるよ」と言った。
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