ひなたは野菜を食べながら「この家って凄い広いですね…掃除大変だった」と言った。「昔の家だからね…二階は全然に使ってないから、たまに掃除する位でいいよ」と「じゃあ私達で使ってもいいですか?」と言った。「いいよ」と言うと「やったぁ…沙希自分だけの部屋出来たよ」と言い2人共喜んだ。…それから2人共家の事を良くやってくれた。ひなたは主に家事と野菜の箱詰めを、沙希は草むしりと種まき水まきを手伝ってくれた。2人は最初の頃と違い良く笑う様になっていた。そしてある晩俺は農家の会合に出掛けた。「遅くなると思うから先に寝てて」と言って家を出た。もうすぐ9月になる頃だった。このままではいけないと思い会合が終わると駅前の交番に行った。警官である親友を訪ねた。「おう久しぶりっどうした?」と親友は言った。「ちょっと調べて貰いたい事あるんだ」と言った。「○○市の警察に家出人の届け出てないか?」と言うと「○○市の?何でそんな物を?」と聞かれたので、俺は2人の事を説明した。
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