俺は答えに詰まった。考えている内に家に着いた。俺は「畑にいるから」と言って畑に行った。黙々と作業に集中した。すると暫くして「おじさん…私も手伝うっ」と言って沙希が来た。「ありがとう沙希ちゃん…お姉ちゃんは?」と尋ねると「お姉ちゃん今お掃除してる」と言った。俺は感心した。沙希に作業の指示をしたら「は~い」と元気良く返事をして作業を始めた。俺は食べ頃のトマトときゅうりを少しだけ収穫して、それを家の裏手にある井戸水で冷やした。作業は手伝って貰ったお陰で早く終わった。「終わったから家に戻ろう」と言い俺達は戻った。庭には服と布団が干されていた。俺はまた裏手に行き冷やした野菜を運んだ。縁側にそれを置き中に入りひなたに飲み物を持って来る様に言った。ひなたが飲み物を持って来た。「お茶にしよう」と言ってお茶をした。「冷やしたから食べてみな?」と言うと2人は野菜を食べた。「冷えてて美味しいっ」と言った。「だろう?裏の井戸水で冷やしたんだ」と俺はドヤ顔で言った。
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