JCと子作りしませんか? 第二章14
どれ位の時間が過ぎたのか。
それは、ほんの一瞬だったのか?
立ち眩みの様な感覚から抜け出た雄一郎は、美玲に全体重を掛けている事に気付いた。
「あっ、 ごめん!」
と言って、彼女の上から離れると繋がっていた性器も一緒に抜けた。
彼女の美しいおまんこからは、白とピンクがまだらに混ざり合った液体が、ドロリと流れ出し、直ぐにワレメがピタッと閉じた。
彼はまだ、ふらふらとしている。
「藤田さん、大丈夫ですか?」
と、彼女が心配してくれた。
彼は、無理矢理に笑って、片手を挙げて制止をした。
そして、そのままごろんとベッドの上で寝転んでしまった。
彼女がピッタリと身体を寄せて、添い寝をしてくれている。
彼は、仕事疲れと寝不足、そして燃え尽きる様な交尾に体力を使い果たして、すやすやと寝入ってしまった。
「ワン、トゥ ワン、トゥ」
美玲の声が聞こえて来る。
彼が目を覚ますと、彼女が床に薄いマットを敷いてストレッチをしていた。
物凄い柔軟性である。
まるで、人では無い軟体生物の様だ。
すると、目を覚ました彼に気付いた彼女が言った。
「よく眠れました?」
「あれから、ぐっすりでしたよ」
「はい、どーぞ!」
と言って、バスローブを差し出してくれた。
彼がシャワーを浴びて部屋に戻ると、彼女が笑顔で迎えてくれた。
彼女のトレーニングウエア姿も可愛い。
時計を見ると、もう朝7時過ぎである。
ふと気が付くと、隣で彼女が何か言いたそうで、もじもじしている。
彼が彼女に何?と聞いてみると、彼女が恥ずかしそうに応えた。
「あ、 あの、 もう無いんですか?」
はて?、何がと聞くと小さな声で
「・・・エッチ・・・」
と言った。
彼は、はっとした。
まさか、彼女から求められているのか?
彼は聞いた。
「・・いいの?・・」
すると彼女が
「はい。・・・いっぱいしてください」
と、下を向きながら言った。
彼は暫く彼女を見つめて、抱きしめた後、優しくキスをした。
数時間後、二人は帰りの新幹線の車中に居た。
彼女は、過去の出来事や楽しかった事、辛かった事をいっぱい語ってくれた。
彼も、本当の自分を語った。
旅は終わりに近づき、名残惜しかった。
大宮駅が近づき、彼女が立ち上がる直前に彼に言った。
「私、競技を続けたい。 新体操を辞めたくないです」
彼女は、スッと立ち上がり彼に深々とお辞儀をして、出口の方へ去って行った。
彼は片手を挙げて挨拶をした。
窓から手を振る彼女を見た。
また明日からの仕事を頑張ろうと思った。
続きます
※元投稿はこちら >>