JCと子作りしませんか?20
あの後、二人でシャワーを浴びて窓際のソファーに座って、オタク話三昧となった。
日付けが変わって、もう深夜3時である。
だが、千尋の話は終わらない。
こちらが適当に合いの手を入れるものだから、ますますヒートアップして来た。
これはキリが無い。私は、相槌をしながら、いつの間にか寝てしまった。
翌朝10時過ぎに目を覚ましたら、彼女はシャワーを浴びていた。
遠くまでジョギングをして来たと言う。
北アルプスの山々がとても素敵だったと笑いながら喋っている。
昨日とは、全く違う人になっていた。
私も、何か嬉しくなって来た。
彼女とは今日一杯、一緒に居られる。
楽しい一日になりそうだ。
夕方まで近くを観光して夕食を取った後、二人でプライベート用の露天風呂に
入る。
身体の洗いっこをした後、外の風呂に入る為、彼女の後ろを歩いている。
薄暗い光に照らされた彼女の後姿。
上下に真っ白な日焼け跡が残るすべすべの肌が妖しく光り、健康的なはずなのに
妖艶な姿態。
私は本当にこの娘と一つになれたのかと、疑わずには居られなかった。
千尋がお湯に浸かる。
追って、私も中に入った。
良い湯加減である。
すると、突然彼女が話しかけて来た。
「わたし、 ここに来てよかった」
「わたしは、 ついてたのかも。 あなただったから」
私もです。
千尋ちゃん。
続きます
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