JCと子作りしませんか?16
「いや~~~ ビックリした~~」
千尋は私が本当に驚いている様子を見て、逆に自分も驚いていた。
「千尋ちゃん~ 俺、ホント、 心臓止まるかと思ったよ~ もう、勘弁」
すみませんでした、と千尋は何度も謝る。
そして、暫く二人とも、布団の上で、ぼ~っとしていたが私が
「何か、下に行って飲もうか?」
と彼女を誘って一階のカウンターバーに行った。
係の人に頼んで、飲み物を出して貰う。
私は水割り、彼女はオレンジジュースを頼んだ。
もうPM11時、地方の夜は早い。
私は、先程の件で
「もう、 俺を殺すつもり~?」
と、半分冗談、半分本気で彼女に言うと
千尋は、くすくすと笑い始めた。
え、何なに、なんで?私は意味が解らない。
すると彼女が
「あんなに、本当にびっくりする人、初めて見たんです」
などと言う。
女の子にとって、何が笑いのツボなのかよく判らないが、取り敢えず打ち解けてくれそうな雰囲気になってホッとした。
そして、それから結構、話が弾んだ。
私が、昔見た戦隊シリーズ物の話をしたら、眼を輝かせて話に乗って来た。
クラスで、その辺の話が合う友達がいないからと、言っていた。
結構、面白い娘だなと感心した。
さて、もう夜12時だ。
「上行って、寝ようか?」
と、言うと彼女が急に大人しくなって
「はい」
と小さな声で言った。
不安そうな彼女を見て
「だ~い丈夫、 変な事しないから」
と、彼女に言うと
「いえ、 変な事、 してください」
「おねがいします」
などと言う。そして彼女は、また急に硬くなった。
私は、それを見て
「よ~し、 千尋隊員にエッチな事しちゃうぞ~」
なんて、わざと冗談を言って部屋に戻った。
続きます
※元投稿はこちら >>