JCと子作りしませんか?9
ホテルのフロントでカードキーを受け取った私達は、ボーイの案内で部屋の扉の前まで来た。
そして、その扉を開けると奥に眩しい光景が広がっていた。
素晴らしい、オーシャンビューである。
特に今日は晴れて海も荒れておらず、最高の景色であった。
気持ちの良い部屋だ。
気分は最高である。
二人で黙ったまま暫く景色を見ていると、沙耶がいきなり着替えると言う。
確かに今は、いつものグレースーツだが、まだ到着して間もない。
ゆっくりすればと彼女に言ったが、やはり着替えたいと言う。
「私が持ってきたやつは、これとこれ」
部屋に入ってから急に、ざっくばらんな口調になっている。
それはさて置き、その服はというと、仕事用のギャルテイストと私物の制服である。
渋谷系の良さはよく判らないが、制服は最高に可愛らしかった。
「制服が良いんじゃない?」
と言うと
じゃあ、先にギャルになるね。
と言って、とっととバスルームの方へ行ってしまった。
まったく、女の子の気持ちはよく判らない。
少しの間、景色を眺めながら待っていると
「じゃ~~~ぁん!」
と言って彼女が部屋に入って来た。 のだが。
私は声が出なかった。
目の前の女の子は、まるで一流ファッション雑誌の表紙から飛び出て来たような美しさだったのだ。
日本人離れをした長い脚と腕、そしてスリムで豹のように引き締まった身体。
その身体に纏うのは、これ以上は小さく出来ないであろうデニムの青いショートパンツ。
そしてイエローのタンクトップの上に、ラフな、へそまでのカジュアルシャツと
派手なアクセサリーをサクッと着こなしている。
これがまた,カッコイイ。
最後に、その上に載る茶髪セミロングの小さな顔は、女優、沢〇エリカそっくりである。
さっきまで居た彼女とは本当に別人になってしまった。
正しく、極度に美しい小悪魔である。
そうだ、制服は次の機会にしよう!。 と私は思った。 悲。
続きます
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