千葉は立とうとしたが「あれっ!?…腰抜けちゃった…」と言った。俺は思わず笑った。「もう…笑ってないで手貸して」と言った。俺は手を貸して千葉を立たせた。「もう戻るよ」と言うと「まだ帰らないで」と言われ、しょうがないなぁ…と思いつつリビングに行き座った。俺は何気なくテーブルの上の手帳を見た。その手帳には英語で『ミオズダイアリー』と書いてあり、俺はドキッとした。千葉は俺の視線に気付いた。するといきなり「アンタ達付き合ってるの?」と言われた。俺は隠し切れないと思い「はい」と言って正座をした。「ここに書いてある事ってホント?」「何て書いてあるか分からないけど多分ホントです」と言うと、千葉は「はぁ~っ」と大きな溜め息をついた。「アンタ分かってんの?相手はまだ小学生だよ?」と言われた。俺は「はい」としか言えなかった。「アンタホントに美央の事好きなの?」「はい」「ただSexしたいだけじゃないの?」「それは違うっ…ホントに美央の事が好きです」「ホントに?」「はい…本当です」と言うと沈黙した。
※元投稿はこちら >>