いつの間にか脱げていた美央のパンツを回収して、外で座っている美央に渡し後始末をした。「ほら戻るよ」と言うと「力が入らない」と言った。俺は懐中電灯を美央に渡し、おぶって戻り美央をテント前に下ろした。美央は「おやすみ」と言うと中に入った。俺は椅に座り小さくなった焚き火に薪をくべた。そしてそのまま眠りに就いた。…次の日は朝からどんよりとしていて天気が悪かった。母に起こされた。飯盒でご飯を炊き朝食を作り始めると、紫織以外皆起きて来た。母達がご飯を作ってる時、姉旦那が携帯を見ていて「今日これから雨だって」と言った。すると母が「雨降ってくる前に帰ろう」と言い皆が賛成した。男達と子供3人は片付け始めた。彩香が紫織を無理やり起こし、テントから出した。俺達はテントを片付け車にしまった。それが終わる頃朝食が出来て皆食べた。後始末をしているとポツポツと降り始め、俺達は慌て荷物を片付け火に水を懸け、家に引き上げた。家に着く頃、雨は本降りになっていた。
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